● 「クライアントの利益100%」を貫くには?時間オーバー問題とコーチング倫理の本質
こんにちは。
プロ歴14年、最新の認知科学に基づく気功とコーチング、
そして“10年後も使える”ビジネス実務とアカデミアを、
超具体的なステップでマスターする「なかだ塾」主宰の中田です。
本日からも「なかだ塾ワークス コーチング編」「なかだ塾オンライン版 第6回セッション」「【半年以上ぶり】なかだ塾オンライン版 第2回セッション」「はじめての方へのセッション」などが続いていきます。
僕としては、珍しく一週間以上休みがなかったのですが、ようやく2日間の休みが取れてリフレッシュできました^^
リーダーが働きすぎると、不測の事態に対応できなくなったり、次の学習が遅れて新しい未来を創れなくなったりしますからね~。
結果、リーダーが働きすぎると中長期的に、メンバーの利益を損なってしまいます。
経営学でいうと、知の深化ばかりで(膨大なコストがかかるわりには結果が出るかわからない)知の探索をしないためにイノベーションが起きないコンピテンシートラップに陥ってしまい、アイデアが枯れたり、潰れてしまうわけです。
なかだ塾マスタークラス2実践編でも伝えた、「これからも普遍」はありますが、「これからのパラダイムシフト」の変化は凄まじいものがあります。変化しないと生き残れない^^
しかし、政治を観ていると分かりますが、ますます物価高、社会保障で目先の利益に食いつき、中長期的な判断がされない、短絡的で低IQの社会になっています。変化しないとシンドイ、生き残れない。
個人としても、5~10年後のために、人工知能AI時代で多くの仕事が無くなっていく中で生き残る人間性やマスタリーを身に付けたりなどの中長期的な判断をしなければなりません。
我々は最低でも5年~10年先のゴールから逆算して、人工知能AI時代で多くの仕事が無くなっていく中で生き残る人間性やマスタリーを身に付けたり、未来を先真似ではなく、先取りして未来を創っていきましょう。
■ バランスホイールが崩れたまま頑張るとどうなる?
※一時的にコーチング理論のバランスホイールが崩れても、立て直せればOK。
ただし、立て直せないまま頑張り続けてしまうと──
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家族関係が悪化する
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ファイナンスに問題が出る
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健康に支障が出る
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生涯学習をしていないために自分の価値が上がらない
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社会貢献活動をしていないためにエゴが肥大する
……といった事態が起きてきます。
ほとんどの方は、この「バランスホイールの建て直し」からスタートする必要があります。
また、産休から半年以上ぶりに復帰される方や、「なかだ塾オンライン版」の新メンバーが2名加わり、さらに活気づいてきました。
■ 利他100%で時間が押してしまう問題
先日の「なかだ塾オンライン版 第6回セッション」では、
「ジムのオーナーをしていて、1店舗目は黒字で大成功。現在は2~3店舗目を展開中です。ただ、クライアントの利益100%で指導をしていると、トレーナーも時間が押してしまいます。どうすればよいでしょうか?」
というご相談をいただきました。
これは、「クライアントの利益100%」という理念を貫くために、多少時間がオーバーしても構わない──という論理ですね。
心意気としては本当に素晴らしいですし、ここまで圧倒的な利他性を“原理主義的”に実践すると、実際に結果が出ます。
気功初心者やビジネス初期の頃は、自分へのセルフヒーリングや問題解決が主眼になるため、「自分ファースト(自己利益100%)」になりがちです。
だからこそ、「クライアントの利益100%で考える時間」を増やすことが重要です。可能であれば、24時間クライアントのことだけを考えるくらいの視点を持ちましょう。
とはいえ、ジムでは次のパーソナルトレーニングの方が待っているのも現実です。
時間が押しすぎると、別のクライアントの利益を損ねてしまう可能性も出てきます。
■ 認知科学的コーチングと“自己利益ゼロ”の本質
コーチングでは、「コーチはクライアントの利益100%・自己利益0%」が原則です。
多くの職業では自己利益が多少あるのが当たり前ですが、コーチングではそれを“完全にゼロ”にします。
ただし、時間対価は受け取ります。これは「生命時間との交換」であって、「利益」ではありません。
パーソナルトレーニングにおいても、認知科学的コーチング理論を応用するならば、それは“得も損もしていない”ということになります。
というと、「ゼロサムゲームでは?」と思われる方もいますが、付加価値が生まれているので、ゼロサムではありません。
■ 付加価値があれば取引は経済成長につながる
たとえば──
Aさんはリンゴを持っていて、100円。Bさんはみかんを持っていて、100円だったとします。
AさんがBさんに、余っているリンゴを売れば、Aさんは100円を得て、リンゴは腐らずにすみます。
もちろん、そのリンゴが腐っていたら(=商品が悪かったら)取引は成立しませんが、
良い商品であれば、取引を重ねるほど世界は豊かになり、経済は発展していく構造になっています。
また、医師も同様に、専門知識や経験という“付加価値”を生命時間単位で提供しているわけです。
■ 自己利益を優先する医師と利他主義の医師の違い
逆に言えば──
「あなた、私の新しい技術や薬の実験体になってくれない?」
と、出世や自己利益を優先して望まない医療を提供してくる医師がいたら、どう感じるでしょうか(笑)
この医師は、「自己利益が多くて私のことを考えてくれていない!」と感じませんか?
実際、これまでに「たくさん通わせて儲ける」ことを優先し、「クライアントの利益100%」を無視しているような医師に出会ったこともありました。
一方で、歯科治療では、数回の本治療の後に
「よく磨けているから、あとは半年に1回メンテに来てね〜」
と、“儲け”を優先せず、本当にクライアントの利益を考えている医師にも出会ったことがあります。
やはり、「お金が一番」になっている組織やトップにいる人は、人としての倫理や生き方を逸脱しがちなので注意が必要です。
コーチングでもまず基本として、「職業は金儲けではない」という原則、「金が1番をやめること」が大切です。
もちろん、金が1番だと──金の煩悩に振り回されて、お金を失うリスクも高まってしまいます。
■ クライアントの利益100%を語るなら、まず“約束を守れ”
悪い例で言えば──
最近よく擦っている「LINE返信無制限」を掲げながら、実際には誰にも返信が返ってこない某アカデミー、どうでしょうか。
このようなケースでは、残念ながら約束を破っているため、
クライアントの利益100%どころか、自己利益が多分に含まれてしまっている状態だと言わざるを得ません。
クライアントの無意識も馬鹿ではありませんので、コーチングの1番の本質を無視しているため、結果も出ないでしょうネ。
(そんな話を最近、別ルートからもたくさん聞きました。汗)
したがって、「クライアントの利益100%です」とは、到底言えないのではないでしょうか。
僕の読者さんは、人として、職業として当たり前の道=クライアントの利益100%を徹底していきましょう。
なかだ塾オンライン版へ興味がある方へ
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※現在満席のため、予約受付となります。
僕が知る限り、
ヒーラー業界における「第3の道」という独自ノウハウを数多く持ち、
**ゼロから3年目で最も成果が出ているのが「なかだ塾」**だと自負しています。
初めての方も大歓迎です^^
実際に、こんな声をいただいています。
他所で60万〜180万円のスクールに通った方から――
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「論理的・体系的な解説がなかった」
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「ワークが少なすぎて、プロになれなかった」
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「気功技術の実践がほとんどなかった」
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「人数が多すぎて、見てもらえなかった」
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「LINEで質問しても全員に返事が来なかった」
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「サポートがほぼなかった」
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「生徒さんにほとんど成果が出ていなかった」
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「100人中、数人しか成功していなかった」
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「有名だけど、結局サポートがなくできなかった」
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「プロヒーラー育成なのに、マーケティングを教えてもらえなかった」
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「商品やコンセプトを作ってくれなかった」
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「ブログを書け!とだけ言われて、指導がなかった」
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「メンター養成講座なのに、メンタリング実践がゼロだった」
…そんな違和感を感じ、
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