● 【通過儀礼としての裏切り】現状の外側W2へワープする起業家・リーダーが必ず直面する“構造の話”
プロ歴14年、最新の認知科学に基づく気功とコーチング、
そして“10年後も使える”ビジネス実務とアカデミアを、
超具体的なステップでマスターする「なかだ塾」主宰の中田です。
現状(W1)から、現状の外側にあるゴール(W2)へと進んでいくプロセスには、誰もが通る“通過儀礼”があります。
その代表例が、人間関係の“崩壊”や“裏切り”です。
でも、それでも。
「(当初の予定よりは遅れたとしてもそれは自分の実力を過大評価して予定を組んでいただけであって)必ずW2は達成できる!」と、どこかで確信していれば、数年後にはちゃんと現実になっていきます^^
私たちの想像は直線的に描かれますが、現実はそうなりません。
だからこそ、“起きそうな障害”をあらかじめ想定し、対策しておくこともまた、ゴール達成には欠かせません。
これは認知科学コーチングにおける、
「ゴール達成できる理由」と「できない理由」への反論を繰り返すワークにもつながります。
このワークを行うことで、ゴール達成力は200%アップすると言われています。
■W2に進もうとすると、避けてきた問題が表面化する
最近、なかだ塾オンライン版のメンバーさんから、こんな相談をいただきました。
「事業で最も信頼していた講師に裏切られました…。」
この方は、カリスマ的な存在と業務提携をして、事業にも大きく貢献してきた方です。
しかし、最も信頼していた講師が、徐々に“自分”ではなく“カリスマ”にラポールを移し、やがてマウントを取るようになった。(=ネガティブラポール)
さらに、ヒステリックな言動で事実と異なる話を周囲に拡散し、事業が混乱。
結果的に、その講師を解雇せざるを得なくなったとのことです。
周囲からは以前から「その人やばいよ」「なぜ一緒にやっているの?」と警告されていたようですが、“決断の遅れ”が事態を深刻化させた、という反省も語っていました。
自分がまだまだであった自己責任だと思えれば、すぐに回復できますが、相手が悪いと思っていると、引きずりますし改善しないので、「リーダーの責任」と捉えられるかどうかが決め手かなと思います。人のせいにしないこと。
他人のアドバイスであれ、何であれ、最終的には、「自分で選んだ」、「自分でしたいと決めた」、「自分で好んだ」結果なのだ、と。
ちなみに、遠隔企画でフィードバックを提出しない人は一定数いますが、そういう選択を自分で選んだ結果は受け入れてください。
そういう人生が今でも、今後も与えられることになってしまいますが、そういうのを選んだ自己責任なのです。
そういう人間性の人には、そういう人間性の場所が今後も与えられるものなので、繰り返し続けると、人生を棒に振ることになります。
もちろん、良い居場所は与えられないカーモ。
私がかつて所属していた、年商1000万円~億越えの経営者が集まるコミュニティでも、
「側近に裏切られた経験がある人」は非常に多いです。
「自分だけじゃない」「みんな通っている道なんだ」と捉えてください。
私自身も、人を見抜く力というか、事前にヤバイことが起きる前兆を捉える力は比較的ある方ですが、それでも何度か経験しています。
今回もしっかりと向き合って乗り越えれば、ステージが上がって、良い場所が与えられるようになることでしょう。
■性善説を捨てずに構造を整える
脳の構造上、人は騙されることがあります。
裏切られると「もう誰も信じられない」と感じてしまいますが、全員を疑い出すとコストが跳ね上がり、チャンスを見つけ、掴む機会を逃してしまうのです。
だからこそ、
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基本は性善説で信頼する
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違和感があれば徹底的に確認する
このバランスが重要になります。
今回の事例でいえば、怪しい動きは事前に分かっていたので、その時の確認不足が原因かなと。
なかだ塾の重要なマインドセットの1つですが、失敗をデータと捉えて、次に、活かしてい行きましょう!
ちなみに、カリスマ的存在のほうも、その講師の主張を鵜呑みにしてしまい、事実確認もされぬまま、メンバーさんが“悪者扱い”されてしまったそうです。
しかし、人間には確証バイアスがありますから、一度、誤った情報を得て、正しいと思ってしまったものをひっくり返すのはちょっと大変な作業でもあります。
だからこそ、「Think Again(再考)」できる人が現代社会では、強いです。
次世代認知科学コーチングでは、セルフトークを主観ではなく、客観に持っていくってやつですね^^
■抽象度が上がると、“黒歴史”が笑えるようになる
これは、認知科学的に見ても自然なことです。
1つ抽象度が上がると、以前の自分の行動が「なんであんなことをしていたんだろう…」と見えるようになります。
たとえば、大人になった今、中二病時代に
滲み出す 混濁の紋章 不遜なる狂気の器──破道の九十『黒棺』‼
…と完全詠唱していた自分を思い出して、思わず赤面するようなものですね(笑)
同じように、ビジネスの中でも抽象度が上がると、
**「あのときの人間関係の甘さ」や「仕組みの不備」**に気づけるようになります。
■“裏切り”は、ハイパーラポールの歪みから生まれる
今回のケースでは、認定講師制度のような仕組みを導入し、
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講師を無料で依頼する代わりに、
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講座の無料受講や商品割引の権利を付与する
という、いわゆる**「胴元だけが儲かる搾取構造」**が存在していました。
加えて、給与の支払い契約や業務範囲を明確にするマネジメント契約も曖昧なままで、
完全に“信頼ベース”で運営されていたとのこと。
こうした状況下では、**ハイパーラポール**が崩れた瞬間に、
立場のねじれが爆発してしまいます。
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「こんなに尽くしてきたのに、なぜ認められない?」
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「自分の方がこの組織を支えているはずだ」
といった“自己認識の暴走”が起こり、トラブルにつながるのです。
ハイパーラポールの管理方法については、「なかだ塾」動画でも解説していますし、
組織マネジメントに関しては「マスタークラス」でも深く扱っています。
■“構造”と“契約”が裏切りを防ぐ
今、多くの講座系ビジネスでは、
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「ここにいればチャンスがある」
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「実務経験を積める」
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「学びの機会が得られる」
といった名目で、“無料で働かせる構造”が当たり前のように存在しています。
もちろん、純粋に成長の機会を与える場もあります。
しかし、それが**結果的に「搾取構造」や「胴元だけが儲かる構造」**になっていないかどうか?
ここは、W2を超え、さらにW3(全員が幸せになる世界)を目指す起業家・リーダーならば、
必ず見直すべきポイントです。
ちゃんとしている企業や事業者では、
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講師を社員として雇用する
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外注パートナーとして適切な報酬を支払う
-
独立できる力量を育てる
など、全員がハッピーになる構造を設計しています。
■フリーランス新法的にはグレーゾーンか、違法かも?
2024年10月に「フリーランス新法」が施行されました。
この法律では、以下の条件に該当するフリーランス(=特定受託事業者)を保護対象とします。
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法人格を持たない個人(例:個人事業主)
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業務委託契約に基づいて報酬を得ている
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継続的または反復的な業務受託がある
※一度だけの単発ではなく、継続的な業務の場合、保護対象になりやすい。
無料で働かせる構造は問題になるケースが出てきています。
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「業務委託なのに報酬ゼロ(無料で講師をやらせる)」
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「講師側が一方的に労働や集客をし、報酬ではなく“割引や特典”のみ」
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「講師やスタッフに業務の指示・拘束をしているが、雇用契約はない」
→ これは、報酬不払い/不当な取引条件として、新法違反に問われる可能性があります。
やるなっらきちんと契約と最低限の報酬設定を!
■リーダーの仕事は「W3」を示すこと
社長の仕事とは、未来を描き、全体構造を設計し、責任を背負うことです。
次世代リーダーの仕事とは、⾼い抽象度で現状の外側を誰よりも⾒ることができ、圧倒的な利他性をもち、徹底的な⾃⼰犠牲と揺るぎない責任感で、全メンバーにとって理想の世界w2を⽣み出 せる⼈こそが次世代リーダー で、100⼈全員が残り99⼈の幸せを願う世界を作ることです。
そしてそれを支えるのがマネジメント。
理想は、ビジョンも見せられて、マネジメントもできること。
でも、すべてを自分で抱えるのは非効率です。
現実的には、管理が得意な人材を雇うか、外注するのがベストでしょう。
実際、私も管理業務に関しては、
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専属の秘書を雇用し、お給料を支払っている
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外部パートナーも複数
といった形で運営しています。
■成長には“情報空間の書き換え”が必要
裏切りはつらいです。
信頼していた人の豹変は、心をえぐります。
けれど――
裏切りは、“情報空間が成長するタイミング”に必ず現れるイベントでもあります。
裏切り直後は、IQが下がっていますから、必ず判断をミスります。人生に関わるような大きな決断はなるべく先延ばしにして、冷静になってIQが上がってから決断しましょう。
だからこそ、
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ハイパーラポールの設計と管理
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契約や報酬の明確化
-
情報空間のバージョンアップ
これらを定期的に「書き換えていく」ことが重要です。
【補足】
こうしたテーマについては、「なかだ塾マスタークラス」や「個別セッション」でも解説しています。該当する方は、ぜひ復習・実践してみてください。
なかだ塾オンライン版へ興味がある方へ
興味のある方は、まずは「なかだ塾オンライン版に興味あります」と、
お気軽にお問い合わせくださいね。
※現在満席のため、予約受付となります。
僕が知る限り、
ヒーラー業界における「第3の道」という独自ノウハウを数多く持ち、
**ゼロから3年目で最も成果が出ているのが「なかだ塾」**だと自負しています。
初めての方も大歓迎です^^
実際に、こんな声をいただいています。
他所で60万〜180万円のスクールに通った方から――
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「論理的・体系的な解説がなかった」
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「ワークが少なすぎて、プロになれなかった」
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「気功技術の実践がほとんどなかった」
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「人数が多すぎて、見てもらえなかった」
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「LINEで質問しても全員に返事が来なかった」
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「サポートがほぼなかった」
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「生徒さんにほとんど成果が出ていなかった」
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「100人中、数人しか成功していなかった」
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「有名だけど、結局サポートがなくできなかった」
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「プロヒーラー育成なのに、マーケティングを教えてもらえなかった」
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「商品やコンセプトを作ってくれなかった」
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「ブログを書け!とだけ言われて、指導がなかった」
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「メンター養成講座なのに、メンタリング実践がゼロだった」
…そんな違和感を感じ、
「なかだ塾」を選ばれた方が多数いらっしゃいます。
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本気で学び、本気で成長したい方を、心からお待ちしています。
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