● 「気功でゴール達成」は本当か?―「現状の外側W2達成」幻想に潜む高貴なウソ
プロ歴14年、最新の認知科学に基づく気功とコーチング、
そして10年後も使えるビジネス実務とアカデミアを、
超具体的なステップでマスターする「なかだ塾」主宰の中田です。
GWは、14年間、毎月のように開催している遠隔企画でした。
今回は「プチ法脈大周天」をテーマに実施しました。
今回も非常に多くの方にご参加いただき、初参加の方もたくさんいらっしゃいました。
遠隔気功といえば、
「死にかけていた状態で、藁にもすがる思いで受けたら回復した」
「はじめて“気”の感覚がはっきり分かった」
というような声も多く800件以上、受講生の声の感想が寄せられています。
参加された方は、5日23:59までにフィードバックをお願いいたします^^
気功で現状の外側のゴールW2が達成できるは本当か?
さて、ここからは「なかだ塾ワークス 次世代認知科学コーチング編」に関する感想を紹介します。
億越えの経営者から「苫米地理論を教えてほしい」と言われたこともありますが、
実際、苫米地理論・認知科学コーチング・情報空間の話は決して簡単ではありません。
なかだ塾に参加して初めて、「博士のYouTubeがやっと少し理解できた気がする」という方も多いです。
商品づくりを支援することや気功を指導する中で、以下のような声を何度もいただいてきました。
「気功技術は、現状の外側のゴールW2を達成するためのものだと聞いてきた」
「気功が内部表現の書き換えにどう関与するのか、正直よく分かっていない」
これは非常に大事なポイントです。
僕はそのような指導をしていませんが、
他所で「気功や気功技術で現状の外側のゴールW2が見つかる、達成できる」
といった話を受け取ってきた方が多いようです。
これは、“高貴なウソ”——つまり共同主観的現実に基づくストーリーです。
ユヴァル・ノア・ハラリは著書『NEXUS』で、現実には次の3つの形態があると述べています。
-
主観的現実(痛みや喜びなど個人の感覚)
-
客観的現実(物理的・科学的に存在する世界)
-
共同主観的現実(法律、神、国家など、多くの人が共有する“虚構”)
科学の世界では、反証可能性に基づいた主張のみが“暫定的真実”として認められます。
一方、共同主観的現実は真実ではなく、しばしば権力を形成するための手段として使われます。
つまり、「気功や気功技術でW2のゴールが見つかる叶う」という話は、科学的に正しいとは言えず、
むしろ共同体を維持するためのストーリーとして流布されている可能性が高いのです。
虚構はシンプルで魅力的に響きますが、真実はもっと複雑です。
そして、真実は“隠されている”のではなく、“そこにあるのに見えない”ことが多いのです。
それを見抜くには、複雑さに耐えうる訓練された認知の器が必要です。
実際、なかだ塾に参加された方の中には、
他所で“なかだ塾の内容を模倣していた”気功師やヒーラーの講座を受けていたものの、
本物に触れて“メッキ(共同主観的現実)が剥がれた”という体験をされた方もいます。
だからこそ、本物を育てる必要性をますます強く感じています。
「気功技術は、現状の外側のゴールW2を達成するためのものだと聞いてきた」
「気功が内部表現の書き換えにどう関与するのか、正直よく分かっていない」
については、過去記事で書いているので、今回は割愛します。
興味のある方は、ぜひセッションやQ&Aで気軽にご質問いただければと思います。
感想
こんばんは、●●です。
昨日のなかだ塾ワークス次世代認知科学コーチング編の感想を送らせていただきます。
内容は、2025年度版苫米地手帳に合わせた次世代コーチングの解説でした。
5つのプリンシプルをベースに解説していただきましたが、内容が詰まっていてとても楽しかったです。
個人的にずっと引っかかっていたのは、「コーチは重要性関数に介入しない」という点でした。
聞いたことはもちろんあるのですが、具体的に考えれば考えるほど、重要性関数に関わらずにクライアントのエフィカシーを上げるイメージが掴めずにいました。
今回の解説を聞いていても、例えばゴールの抽象度を上げる方向に誘うとか、コンフォートゾーンを狭めて上げるなどの具体的な方法論の中で、どうしても重要性関数に関わらざるを得ないのではないかとモヤモヤしました。
それで最後にさせていただいたのが、「コーチが関わるのはwとはいえ、脱洗脳などでpに直接触れることになるのは仕方ないことなのか?」という質問でした。
それに対する回答として、まず改めて「コーチは重要性関数に介入しない」と再度念押しした上で、社長さんの考えを変える方法の具体例を教えていただきました。
これが自分にとっては革新的で、なるほどという衝撃を受けました。
自分の場合は重要性関数に介入する方法しか思い浮かばず、その内のどの方法を使っても社長さんには反発されてしまうだろうなという内容でした。
しかし、中田先生の提案を聞いて、wを変えてしまえたら社長自らが望んで考えを変える(むしろ変わってしまう)のだと分かりました。
この感覚というか、pではなくwだよという感触が衝撃的で、モヤモヤも吹き飛びました。確かにすごくエレガントです。
コーチングはクライアントの利益100%ですが、この技術は単純に心理操作的な意味合いでもかなり強力だなと思います。
逆に今となっては、重要性関数に介入しようとする試みはコスパが悪すぎるという気もしてきました。
コーチが重要性関数に関わらないのはwを移動させるのが仕事だからというのはありますが、それ以外の職業の人でも、人を変えるならばwに介入した方が効果的かもと思います。
もちろんインパクトが大きいので、使い所と倫理観は重要ですが。
まだ自分の中で全部の理論が整理されたわけではありませんが、受講前はpを書き換える以外の方法がまったく見えなかった状態から、受講後にはwを変える以外の方法が弱々しく見えてしまうまでになりました。
大きな転換点を経験させていただき、今改めて苫米地博士の書籍を読み直したい気持ちも出てきて楽しくなっています。
今回得られた感触を実践に落とし込んでいきたいと思います。
ありがとうございました!
昨日はワークスでのご指導、ありがとうございました。
昨日のお話しにより、認知科学式コーチングのアップデートの過程も含めて今までよりも深く理解できたように感じています。
2009年に発売された「1日10分で脳が生まれ変わる」では「ゴール側から評価関数をつくる」「未来側から情動レベルを書き換える事が重要」といった記述があり、コーチの役割の一つにP自我に介入する事も含まれると勝手に解釈してしまっていました。
昨日のお話しでW1の外側の世界であるW2は本人には見れていない世界なので、コーチはクライアントがW1→W2へ移行できるよう促すことである説明が大変肚落ちし、理解のアップデートが進みました。
また初期の書籍ではゴールに対して臨場感を持つことが大事と書かれていたことから一体どっちなんだろうという混乱した感覚も改めて整理できました。
以上が感想となります。
またここからは共有となります。
昨日のワークスでなかだ様が現状の外側のゴール世界に臨場感を持つ方法のアップデートがあった旨、教えて下さったので興味本位にChat GPTに問いをたてました。
流石に認知科学式コーチングに関する問いには答えられないだろうと考えたのですが、回答のレベルが少なくとも私にはビックリするくらい高く、驚天動地の思いでした。
その後に社会貢献のゴールに関する問いや現状の外側かつ抽象度の高いゴール設定について、あえてなかだ様から教えて頂いた趣味のゴールを設定するといった答えを入れずに問いを立てたら最終的には私が漠然と思っていたゴールの光景が明確になるという驚くべき体験をしました。
共有までChat GPTでのやりとりを貼りつけさせて頂きます。
長い内容ですが、いたってシンプルで、ハイライトは一番下までスクロールして頂き、最後の臨場感ワークで出てきた文章となります。
最早人間相手としか思えず、AI恐るべしと感じた次第です。
以上フィードバックと共有まで申し上げます。
AIとのやり取りから見えてきたこと
受講後、興味本位でChatGPTに対して「現状の外側のゴール」に関する問いを投げた方もおられました。
その際、「抽象度の高い社会貢献ゴール」などの問いに対し、
驚くほど的確な回答が返ってきたという感想もいただいています。
ただし――。
僕自身もAI(有料版)に対して認知科学コーチングの質問を投げることはありますが、
その都度、
「これは間違ってるな~」
「現状の延長線上のゴールW1でしかないな」
と感じることがほとんどです。
AIが正しいと感じた場合は認知科学コーチングの理解がまだまだ浅くて、ヤバイかも。
セミナーの「未来のゴールは臨場感不要」でも解説しましたが、現状の外側のゴールW2に高い臨場感を持てた時点で現状の内側W1の可能性が非常に高いのです。
だからこそ、ゴールに臨場感を持てた場合は危ない。もしくは、W3、W4に更新しなきゃ!と思わないといけないわけです。
・未来にゴールを設定して、それを想像できる、強く感じられる臨場感があ るということは、現状w1の世界の可能性がある
• 本当の現状の外側w2は臨場感がない
• 例えば、戦争と差別のない世界は臨場感を持って想像することはできな い
• どうやって達成したらいいかわからない、リアルに想像できない臨場感のな いゴールが可能世界w2 •
さらに、可能世界w2は最終ゴールではないため、w3、w4、w5と抽 象度を上げていこうとすることが重要です。
• W2だと思っていたら、w1の内側だったというのはよくあるからです。
これが前提で、現状の外側のゴールに臨場感を持つ方法ってことなので、かなりアドバンスドな話なんですよね。
だから、今の皆さんの理解だとまだ浅かったです。まだまだ低い抽象度で捉えていました。
現時点では、AIは**“現状の最適化”に特化した強力なツール**である一方、
「W1→W2のエフィカシー関数」を手助けする存在にはなり得ません。
たとえば、「戦争や差別のある世界(W1)」に対し、
「戦争や差別のない理想的なW2」を創造するためのゴール設定支援は、AIには困難です。
それは、抽象度の階層性やフレーム問題に深く関係しています。
今後、AIが現状最適化をどんどん加速させていく中で、
現状の外側の“未来を創る人”の存在価値はますます高まっていくでしょう。
最後に
ここ数年で、コーチング理論は大きくアップデートされています。
にもかかわらず、旧来の認知科学理解のままの気功師・ヒーラー・コーチが
まだまだ多く存在しているのが実情です。
あなた自身の知性をアップデートし続け、
AI時代にも通用する「未来を創る存在」になりたい方は、
ぜひこれからも、なかだ塾の探究にご一緒ください。
【参考書籍】
なかだ塾オンライン版へ興味がある方へ
興味のある方は、まずは「なかだ塾オンライン版に興味あります」と、
お気軽にお問い合わせくださいね。
※現在満席のため、予約受付となります。
僕が知る限り、
ヒーラー業界における「第3の道」という独自ノウハウを数多く持ち、
**ゼロから3年目で最も成果が出ているのが「なかだ塾」**だと自負しています。
初めての方も大歓迎です^^
実際に、こんな声をいただいています。
他所で60万〜180万円のスクールに通った方から――
-
「論理的・体系的な解説がなかった」
-
「ワークが少なすぎて、プロになれなかった」
-
「気功技術の実践がほとんどなかった」
-
「人数が多すぎて、見てもらえなかった」
-
「LINEで質問しても全員に返事が来なかった」
-
「サポートがほぼなかった」
-
「生徒さんにほとんど成果が出ていなかった」
-
「100人中、数人しか成功していなかった」
-
「有名だけど、結局サポートがなくできなかった」
-
「プロヒーラー育成なのに、マーケティングを教えてもらえなかった」
-
「商品やコンセプトを作ってくれなかった」
-
「ブログを書け!とだけ言われて、指導がなかった」
-
「メンター養成講座なのに、メンタリング実践がゼロだった」
…そんな違和感を感じ、
「なかだ塾」を選ばれた方が多数いらっしゃいます。
なかだ塾は、業界トップレベルのサポート体制です。
本気で学び、本気で成長したい方を、心からお待ちしています。
【200人以上が体感!気功技術不動明王伝授付き】なかだ10日間認知科学気功無料メールセミナーはこちらから
なかだ認知科学に基づくコーチング10日間メールセミナーはこちらから
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。