● その講座、本当に大丈夫?情報空間系ヒーラー養成講座の裏側に迫る
プロ14年目、最新の認知科学に基づく気功とコーチング、
そして10年後も使えるビジネスの実務とアカデミアを
超具体的なステップでマスターする「なかだ塾」主宰の中田です。
最近、とある200万円のヒーラー養成講座に参加された方から、こんな話を聞きました。
「LINEやメール相談が無料と書かれていたのに、誰にも返信が返ってきていない」
……とのこと。かなり深刻な状況です。
しかも主催者は、出版予定の書籍や合同セミナー、海外での活動などをSNSなどで精力的に発信している一方で、受講生への対応(LINEやメールでの相談)にはまったく応じていないそうです。
それが余計に、受講生の怒りを買っているようです。
納得できないのは当然
「今、忙しいので順次対応しています」といった最低限の誠実な対応すらせずに、海外に行ったり、次の企画を宣伝したりしているようでは、受講生が怒るのは当然です。
口では「クライアントの利益100%です!」とブログやYouTubeで語っていても、行動が伴っていなければ、「絶対ウソやん……」と思われても仕方ありません。
これは、非言語レベルでのズレが起きている典型的なパターンです。
僕が聞いた話では、「もう二度と行かない」「次の講座には参加しない」と、裏で怒っている受講生がかなり多いとのことです。
なので、うちはすでに満席なのですが、「数名だったら開けてもいいよ」とは思いますね。
「ひよこ食い」されて傷ついたまま辞めちゃうのは勿体ないので、まだ余力があるならば、「なかだ塾」を進めてあげてください。
ひよこ食いとは?
ひよこ食いとは、経験の浅い初心者(=ひよこ)をターゲットにして、過大な期待を持たせ、高額商品を売りつけるビジネスモデルのことを指します。
つまり、
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まだ右も左も分からない人(ひよこ)に、
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高額な講座やセミナー、教材、起業支援プログラムなどを売りつけ、
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十分な成果や支援もなく、顧客が育つ前に次々と「消費」していくようなビジネス手法
を 「ひよこを食べる(=養育せずに消費する)」 という皮肉を込めて表現しているのです。
見極めのポイントは、十分な支援(=サポート)があるかどうかや、次々と「消費」していくようなビジネス手法になっていないかがポイントです。
内容も対応も不十分だった…
その講座の主催者は「人としてはいい人」らしいのですが、40分で数十万円の個人セッションも満足できる内容ではなかったそうです。
さらに、ヒーラー養成講座であるにもかかわらず、実践的なワークが一切なく、クライアント対応もおざなりだったということで、受講生の失望感は非常に大きかったようです。
・うちの講座をオススメするわけではありませんが、僕がよく観るところとしては、メール返信やアフターサポート、練習会などがしっかりしているかは見ますねー。
「教え方は上手いけれど、それ以外がダメだった」「主催者が自己実現に夢中で地に足が付いていない」という声もありました。
ハンロンの剃刀
ここで、「ハンロンの剃刀」という考え方をご紹介します。
「無能で説明できることを、悪意のせいにするな」
つまり、有害な行動があったとしても、それは「悪意」ではなく、単に「能力不足」や「手抜き」から来ていることが多いということです。
たとえばネット上のやり取りでは、ボディランゲージや声の抑揚がないため、他意のない言い回しが毒を含んだように聞こえてしまうことがあります。
この考え方を知っていれば、「急いで書いたせいで雑な言葉遣いになってしまったのかな」と、相手の意図を寛容に解釈することができます。
……とはいえ、今回の200万円のヒーラー養成講座は、さすがに軽視しているかもしれませんが。
解決策は「変わる」か「受け入れる」か
こうしたケースでは結局、
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主催者が変わるか
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クライアントが受け入れるか
のどちらかしかありません。
そして実際には、「主催者側は変わらなそう」です。
だからクライアント側が受け入れるしかないという話になります。
ただし、払ってしまった200万円は返ってきません。その状態でうちに相談に来られる方も多く、ケアが大変です。
学び:体験なしで高額講座に飛び込むのは危険!
今回の件から学べるのは、「体験せずに数百万円の講座にいきなり申し込むのは非常にリスクが高い」ということです。
これは極端に言えば、カルト宗教にハマる構造とよく似ています。
そうなると、もう冷静な判断ができなくなってしまいます。
無料体験や説明会は超大事!
ちなみに、うちでは事前に必ず無料体験セッションや無料説明会を行っています。
さらに、最低限のエビデンス(証拠)があることも重要です。
うちのブログでは、800件以上、受講生の声を紹介しています。
一方で、業界には「さくら」の口コミを使っていたり、実績を盛っているケースも少なくありません。
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「数万人に施術した!」と豪語していても、感想がしょぼい
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逆に、しょぼい感想が一切ないのも“盛ってる”可能性あり
コンサル業界でも、複数の講座を受けて売上が上がった人を「うちの成果」とカウントしていることもあります。
一部のスター系の人しか成果が出ていないところはサラリーマンやビジネスパーソンにはできないことが多く、再現性がない手法だったりするので要注意です。
修了生の声を直接聞こう!
できれば、その講座の修了生や現役受講生に直接話を聞くことをおすすめします。
今回の件も、直接受講生さんからの情報でしたが、某有名な「200万円のヒーラー養成講座」には、やはり多くの問題があるようです。
「信用できなくなる」その気持ち、よく分かります
「最初は良いと思ったけど、結果的に痛い目にあった」
こうなると、人や情報自体を信じられなくなってしまうんですよね。
その気持ち、よく分かります。
僕くらいのレベルになると(自分で言うなって話ですが…笑)、世の中がニセモノだらけで狂っているように見えてきます。
一瞬、「世捨て人になろうかな」「出家しようかな」と思うのも普通です。
……あ、ちなみに僕は在家出家してます(笑)。
そういう意味では、半分世捨て人かも?(冗談です)
「すべてを疑う」のではなく「うまく疑う」
騙されると、なんでも疑いたくなりますが、「すべてを疑う」のはやめましょう。
というのも、すべてを疑っていたらコストが高すぎて、何もできなくなってしまうからです。
人間の脳の特性上、騙されるのはある程度仕方がないことです。
だからこそ、
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騙されても被害を最小限に抑える
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そのために、確認の技術を身につける
ことが大切なのです。
実例:エディ・ヴァン・ヘイレンの“チョコレート作戦”
ギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンは、世界中でライブを行っていましたが、ライブハウス側に「機材チェックは完璧だよ!」と言われても、本番でトラブルが多発したそうです。
そこで彼は、どこにでも売っている特定のチョコレートを用意させるという条件を出しました。
これが用意されていなければ、「あ、機材チェックも適当だな」と判断して、自分たちで再チェックを行うようにしたのです。
これはまさに、
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最初は性善説で信じる
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怪しいと思ったら、多く確認する
というスタンスですね。
これが「リベラルアーツ(教養)」
「何を疑い、何を疑わないか」を見極める能力。
これはまさに、リベラルアーツ(教養)の核でもあります。
人間の脳は騙されやすい。でも、だからこそ、
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騙されても被害を最小限にする
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情報を見極める目を持つ
これがこれからの時代には必須のスキルです。
少しでもこの記事が、あなたの講座選びや人生の判断に役立てば幸いです。
信じる力を失わず、でも冷静に選びましょう。
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