はじめての気功などでもよく聞かれるのですが参考書籍を置いておきます(^^)
読書をしてますます馬鹿になることだけは気をつけてくださいね。
エンターテイメントとしての漫画的な読書ならいいのですが、自己啓発の某神田さんや七田式をはじめ○○の書籍を読まれましたか?とか、読者さんからオススメされるのですが、言葉を濁したくなります。
全脳思考/ダイヤモンド社

¥2,160
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どこが古く、何がいけないのでしょうか?そして、何が違うのでしょうか?
苫米地理論も某体操も情報空間に階層があって場を共有しない限りはほとんど読めるけれど理解できないと思うのですが(超情報場仮説から観たら当たり前ですよね。^^;もちろん、ハーバード大学の某実験や環境からアフォードされるということではなく。)、認知科学の内部表現モデルがそろそろ古いんじゃない?と言われている2014年現在でもオススメの書籍を上げておきます。
数学、分析哲学、宗教、神学、認知科学、行動経済学の書籍がメインになるかと思いますが、僕が18歳の頃からしんどかったのは知人や友人にこれらの書籍を読んでいる人がいなかったことが1つ。
第2に読んでいるけれど、理解している人や先生がいなかったことがもう1つでした。
抽象度が低かったり、フィールドの知識が欠如していたり、文明が発達しても日本はまだまだ中世の闇の中なのかもしれないと思ったものです。いや、僕がお馬鹿で観えていなかっただけです!笑
知識の真偽値というか絶対に正しい知識はないのですが、僕が観えていなかっただけ僕が間違っていたといえば、とあるモナコの大富豪を思い出します。
世界中でも稀にみる成功をしたとあるモナコの大富豪が自分の経験から帰納した知識を2年かけて弟子達に指導をしていきました。そんな中、どんどん弟子達の心が病んでいく様を観ていて何かが可笑しいと感じ始める。
そして、2年越しの計算のすえ「俺が間違っていたんだ、人生を愉しむんだ!」とやっと分かったというお話でした。弟子達も言葉の罠に囚われて観えていなかったのでしょうし、ゴールを設定しましょう!と言われてどんどん心が病んでいく人たちのようですね。笑
また、間違いを認める彼の素直さがすばらしい、凄い!と感じました。
余談でしたが、アインシュタインの特殊相対性理論を解説できる人がいなかったり、その次の一般相対性理論はもっといなくて、その後の量子論は皆無で自分で勉強するしかない・・・哲学に関しても先天的総合判断はあるのか?(アプリオリ)というカント哲学や哲学者ウィトゲンシュタインの著書論理哲学論考をはじめ、後期の言語ゲームについてとなるともう誰1人、、、
哲学者・論理学者のクリプキの1980年Naming and Necessity(名指しと必然性)も読んでいる人が1人もいませんでしたし、、、クリプキは某理論において3点の矛盾により完全論破しているとか、科学の世界は学べば学ぶほど広大で面白いです。

※クリプキ様
さて、まずは「ユークリッド言論」をオマージュしているタイトルであろう「洗脳言論」。
洗脳原論/春秋社

¥1,620
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1番はじめには「言論」をあげておきたい衝動にかられます。10年前の書籍ですが、今でも新しいスルメ書籍。
神は数学者か?: 万能な数学について/早川書房

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2冊目は「神は数学者か?万能な数学について」著書マリオ・リヴィオ。
数学、科学、哲学、認知科学までの歴史を一望できる書籍です。
余談ですが、1人の男がアインシュタインに紙とペンを持ってきた時、アインシュタインとゲーデルがこんなことを言いました。
ゲーデル「こんなふうにいろんな人に追っかけられるってのは、たいへんでしょうね。」
アインシュタイン「これは人喰い習慣の最後の名残なんだ」
ゲーデル「どういうことです?」
アインシュタイン「吸い取られるものが血からインクに変っただけなのだよ」
この2冊だけでも写真集のように眺めるのではなく読み込むと1ヶ月以上かかると思いますので、2冊をあげておきます。
読み終わったらまた聞いてください(^^)