「なかだ」さんは気功やヒーリングについて書いていない(怒)と言われることはないのですが、それはあなたの目が悪いからかもしれません^^
『ゼロ』2冊目記念として、iPadのKindleアプリでもう一度読み直していました。

4度目の読了。
コピーライターの方が書いているかも?としても、面白い読み物だと思います。
6ヶ月間の対面セッションをしていて遠回しに必要ならば言っていることの1つに「まずは親を超えなさい」ということを言っています。
某コーチングプログラムのユニット1はご存知の通り「まずは親を超えなさい」となっていて、秀逸だなぁ、深いメッセージだなぁ、といつも唸っています。何故ならば、1つは我々のブリーフシステムのすべては外側から入れられたものということがあげられます。
コーヒーにする?紅茶にする?と言われて、無批判に紅茶を選んでいないか?ということです。
まぁ、それはおいておいて、先日もご相談にのりましたがまず師匠や先生を超える前に実親の『親元を離れること』ができていない方が意外と多い気がしています。
(引用開始)著 堀江貴文 「ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく」P146
ただし、こうやって常識を疑い、自分の頭で物事を考えていくためには、ひとつ乗り越えておかなければならない条件がある。
自立だ。
特に、親元を離れることである。精神的に親から自立して、物理的、そして経済的にも自立すること。この一歩をしたとき、人はようやく「自分の頭」で物事を考えられるようになる。
(引用終了)
この書籍で自分の頭で物事を考えるためには、自立する必要があると書いてあります。しかし、ちょっと考えると何故 自立すれば、自分の頭で考えられるようになるのか? イコールになるのか分かりません。
ですから、もう少し先を引用してみます。
(引用開始)P148~149
親との関係は、そのまま社会との関係につながっていく。
親から自立できていない人は、「自分の頭で考える」という習慣づけができていない。
そうなれば、会社や組織からも自立することができず、いつまでもおもちゃ売り場の子どもみたいに駄々をこねるだけだろう。自分ではなにもやろうとせず、ただ社会の不平不満をこぼすような人たちだ。
人はみな、誰かの子どもとして生まれる。そして親から自立できたとき、はじめて社会の中でも自立することができるのだ。
(引用終了)
なるほど。
親と子との関係とは小さな小さな社会(コミュニティ)との関係であり、そこで良好な関係を築けていなければ、もっと大きな会社や組織でも築けないよね?というロジックだと思います。体感的にも分かりやすい話です。
家族とは、会社や組織以前の小さな小さなコミュニティですから。
メンタリストDaiGoさんの何かの書籍風に言えば、家族関係が良好でない人は外側のコミュニティの関係もボロボロになっているから「信頼」できないということですね。
そういう意味では、「なかだ」自身、去年物理的に静岡県から東京都に引っ越してきて本当に良かったと思っています。僕は去年の4月まで実家暮らしをしていましたが、今思えば当時はまだまだオムツが取れていなかったのでしょう。
株式会社なかだを設立したことは親にも言っていませんし、師匠や先生にもご相談を一切しませんでした。会社名だけ師匠にご相談して名付けてもらいましたが^^
自立した大人同士でしたら、お互いをそんなに心配はしないはずですし、親の顔がチラ付くこともありません。親の顔がチラ付いている時点で親を超えていないのです。
で、とっとと、親を超えることが親にとっても嬉しいのではないでしょうか?ファミリーヒーリングは難しいと言われますが、まずは自立することな気がしています。
物理的にも、精神的にも、経済的にも、自分の足で立ってからいらしてください^^
(何度も書いていますが)
ですから、まずは親を超えなさいということ、なのです。
(早く、親、先生、師匠を超えたいですよね。)
【参考書籍】
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社

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まずは親を超えなさい!~最新の脳科学と認知心理学を基にした自己実現プログラムTPIE公式ブック~/フォレスト出版

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