「なかだ」のブログのアクセス検索を見ていると、未だに、google検索結果の10位以内に「大天使ミカエル」がランクインしています。
ということで、今回はみんな大好きな「大天使ミカエル」のお話。ミカエルはスピリチュアルのチャネリングで本当に大人気です。人生をすべて「大天使ミカエル」に委ねるくらいに。
たまには、北欧神話のオーディンとかいかがでしょう。(冗談です。)論理に対して、批判すべきところはキッチリ批判しておかないとね。
開業コンサル中に受講生の一人から、スピリチュアルの「西洋の大天使ミカエル」と「東洋の不動明王」は同じではないか?とご質問を頂きました。
端的にいえば、「機能」としては「同じ」です。
ただ、我々の考え方をもう一度おさらいしますと、この世は幻である(自分の脳『心』が生み出す)「空」であると知りつつ、この世で「機能(役割)」を果たすことがポイントとなります。
これを「中観」といいます。
同じ講座を受講しても、人それぞれ様々な機能が多々あります。しばしば、場の機能と個人の機能は違ってきます。
この世は幻の「空(空観)」を知りつつ、自分でゴールを設定(仮観)し、役割を果たしていくわけです。(中観)
中途半端な「空」、中途半端な「仮」が多い気がします。本気で両方やるのが「中」です。
この視点から考えると、「大天使ミカエル」をチャネリングに使うのは問題はありません。しかし、人生をミカエルに委ねて、上手く機能を果たせなくなってきたならばやめましょう。
他人の人生(ミカエル)を生きている限り、奴隷の人生のまま、同じサーキットの堂々巡り、あなたの情報空間における抽象度は上がりません。(あなたの次元は上がりません。の方が響くのかな?物理次元は厳密に定義されています。物理次元は上がりません。以下、物理次元の図。)
次元wiki

そして、「空」を知らずに、チャネリングをしていて、霊は実在すると感じているならば、それはアウトです。ミソとクソが一緒になっていますので、もう一度勉強し直しましょう。霊も神も情報空間には存在していいのですが、実在(物理空間)はゲーデルの不完全性定理以後否定されています。
認知科学における気功を学びつつ、ミソとクソが一緒になっている論理に対して昔言及したことがありました。(人ではなく、論理に対して。)
その言及した記事が検索に引っかかったのかもしれません。
そして、ここからが本題なのですが、現代は鵺(正体不明なさま、得体の知れないさま)が蔓延しているような気がしています。現代における鵺はどこにいるのか?ということです。
現代の鵺とは例えば、何故差別しているかわからない、得体の知れない不安や恐怖、得体の知れないフワフワとした幸福、永久の美しさの追求、永遠の健康、スピリチュアル(神秘体験)・・・。
(引用開始)
それは、差別する側も、される側も、何故こんな差別をするのか、されるのかということがわからない。もっと広げていうと、穢多や長使とは何なのか、その発生のメカニズムも何も、今に至るまでわからないまま差別しているってことです。
(引用終了)p14ケガレ意識と部落差別を考える 辻本正教
次稿では、現代の鵺の正体を探る旅へご招待しましょう。平清盛と同世代の源氏である源頼政がいくら探しても射抜くことができなかった鵺(得体の知れないもの)の正体が分かることでしょう。
『鵺』の正体を、
ある人は猿といい。
ある人は狸といい。
ある人は蛇といい。
ある人は虎というんです。
これって上記の例えと一緒ですよね。
現代の鵺の討伐をお楽しみに。♪
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