今週末のスクールでも取り上げますが、空海と言えば、現代人には学ぶべきものはない!と切り捨てる方も多いのかもしれませんが、空海が1代で完成させた密教方式(いきなり仏になりきる方法)とは、我々の言葉で言えば、「コピー」ですし、「大いなる勘違い」、「夢を叶える方程式 イメージ×ビビッドネス=リアリティ」、「ゴール設定」、「言語束縛を越えること」そのものであり、現代でもっと注目されても良いのではないか?とも思っています。
逆に顕教とは、修行を積んで仏になるための教えです。
そして、空海の身体、空海のチャクラ、虚空蔵求聞持法、空海の上中下丹田、空海の式神などオリジナル含めて気功技術があります。今回の個別伝授は虚空蔵求聞持法でしたが、多くの方は伝授を受けても満足を得られないことが多く、ホンモノを求め、最終的にココに行き着くようですので、以下、求聞持法の概念を変えたい(パラダイムシフト)と思って筆を取ります。
で、先ほど個別気功技術の遠隔伝授をおこないました。個別伝授は1技術10万円(税込)となっており、対面での技術伝授しか現在はおこなっておりません。そして、対面での技術解説や使用方法を必ずおこなっています。ただ、何度もご利用される方にはご相談によっては、遠隔伝授という形で依頼を受ける場合もあります。(満足頂けない場合はご返金や交換対応もしています。ただ、お互いの時間の無駄になりかねない一見さんはお断りさせていただいています。)
空海(774年生まれ)と言えば、真言宗の開祖弘法大師で密教を一代で完成させた大天才と現代でも伝わっていて、若き日はモラトリアム青年だったのではないか?とも言われています。24歳の頃の空海が残した三教指帰では、貴族を憎んでいたのではないか?という人間らしい一面も。若き日は我々と同じで無明だったのですね。
三教指帰に書いてある例をザックリと抑えると、空海は、沙門に出会い、虚空蔵菩薩求聞持法経の教える通りに、虚空蔵菩薩の真言(マントラ)を100万回となえれば、あらゆる経典を暗記し、理解することができると教わり、修行の末、一種の悟りの風景である、谷はこだまし、明星があらわれる体験をし、現証を体験、奇跡があったようです。(要するに、第6チャクラのアジュナが開く神秘体験。)暗記力、記憶力がUPし、後の空海は遣唐使として行った唐で語学の天才と言われるまでになりました。
虚空蔵求聞持法とは、この体験を5秒で情報で体感する気功技術です。
「5秒で悟る」とも言えるかもしれません。こう書くと、多くの方は反論をしてくると思いますが、、、。
「悟り」とは、「差を取る」ことを表し、空海の空と海、その境目はどこにあるのだろうか?ということからも明らかなのではないか?と思いますが、我々は言語に束縛され、物事を正しく観ることすらできません。結果から先に言えば、境目などなく、境界は浸潤しています。
例えば、あなたの目の前の海と空の境界はどこでしょうか?細かく観ていくと、水でしょうか?分子でしょうか?素粒子でしょうか?超弦でしょうか?
そして、その境目はどこでしょうか?
昔はこの風景は一部の天才が長い修行の末でしか観ることができない風景でした。それが科学の力(原子、分子なら中学化学の範囲)によって、当たり前になりつつあります。もう我々の子供達は当たり前のように悟る時代です。そして、現代人は何百時間~何十万時間と修行している暇がなかなかありません。ですので、素早く加速学習をしていきたいもので、求聞持法は暗記力、記憶力が上がり、変成意識の生成に、気の出力を上げることができ、一種の悟りの風景が観える技術です。
そして、密教方式とは先ほども書きましたが、「いきなり仏になりきる」方式です。
こういう風に書くと傲慢だとか、色々反論が書かれそうですが、世の成功者と言われている人達は空海のように「終わり」から始めるのだと思います。ビジョンから始めるともいいますし、現状の外側のゴールから始まるともいいます。
「終わり」から始まると言えば、空海は唐に到着する前から天竺にいこうと考えていたそうです。この時代は唐に到着するかどうかも分からない時代なのに、です。そして、一般の仏教者は修行をやって仏陀になって、それから民衆の救いをやろうとし、その内に仏陀にすることにうつつを抜かし、自分の修行ばかりで民衆の救いを忘れる中、空海はいきなり仏陀になりきり、仏陀の仕事民衆を救いだしていたそうです。空海は面白い男だなぁ、と思います。空海はゴールの臨場感世界に住み、他人の評価など関係なく、やりたいことをやっていたのだと思います。
例えば、仕事をするために会社に入るのに、出世競争や役づきにうつつを抜かし、仕事をおろそかにするような事例っていっぱいありますよね。空海に笑われそうです。
空海とコーチングが繋がってくる風景が観えたならば幸いです。
今週末のスクールもお楽しみに。
まだ若干の空きはあります。
PS 真言(マントラ)100万回はあまり意味がありません。重要なのは、イメージとビビットネス(嬉しい楽しい気持ちがいい、誇らしい、清々しいなど)=言語の「リアリティ」の世界を生成することです。
この状態で100万回唱えれば、人生は変わるかもしれません。
旧約聖書ではないのですが、はじめに言葉があり、「言葉があなたの人生を決める」のですから。
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