こんばんわ!
きょうも、周南市は大雨で大変でしたね。明日もまだ警報・注意報が続くと思われます。
気象庁HPで見てみますと、全県警報が出ています。警報は降雨量50㎜/h以上が基準ですが、
道路大規模冠水レベルで床下浸水が始まります。所謂、どしゃ降りといったレベルです。
これが、降雨量80㎜/h以上になると、特別警報になります。こうなると、河川が氾濫し、家屋
は床上浸水や大規模な土砂災害が発生します。因みに、下松市では、午前2時ごろ観測史上最大
の86㎜/hの降雨があり、床上浸水で大変です。
特に住宅地で裏山を抱えているような地域では、広島安佐地区の土砂崩れ(H28年8月)や
防府老人ホーム土砂災害(H21年7月)のような災害が発生する恐れがあり、充分注意する必要
があります。また、各自治体では土砂災害や洪水などのハザードMAPを作っていますので、
参考にすることも必要かと思います。
さて、周南市の須金地区でブッポウソウが孵った話ですが、昨日の続きの写真をUPします。
いよいよ周南市もブッポウソウが卵を孵すようになったのを実感したのですが、野鳥は
警戒心が強く、あまり大騒ぎしたりすると、卵を捨てて逃げることもあります。近づき過ぎる
と来年は、此処へやって来ないかも知れません。三次市の作木町は、ブッポウソウの里として
有名ですが、監視小屋など作り保護活動をしています。でも、撮影者を拒んでいるわけでな
く、撮影マナーを守れば歓迎してくれます。巣箱も道路沿いに設置してあり、ブッポウソウは
そこで卵を孵します。人目につかない山奥の樹木に巣箱を設ければとも思いますが、ブッポウ
ソウは、寧ろ民家の近くを喜ぶようです。
この前、臥龍山のアカショウビンを撮りに行ったとき、多くの撮影者の中に一人アカショウビ
ンを追っ掛けまわす人が居て、アカショウビンが警戒して来なくなった話を聞きました。
一人でもマナーを守らない人が居れば、そこの貴重な野鳥財産も失われてしまいます。
私も、この点だけはいつも充分留意して、マナーに違わないことはしてなかったと反省して
います。みんなで、周南市のブッポウソウを育てゝ行きましょう!
《2018.7.5 日本野鳥の会特別会員 東郭》

ブッポウソウ
ブッポウソウ(仏法僧、Eurystomus orientalis)とは鳥綱ブッポウソウ目ブッポウソウ科に分類される鳥である。
分布
ユーラシア大陸東部とオーストラリアで繁殖する。種小名orientalisは「東洋の」の意でブッポウソウ科では本種のみユーラシア大陸東部にも分布する。日本には夏鳥として飛来し、本州、四国、九州で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。《出典:Wikipedia》

ブッポウソウ
鳴き声
森の中で夜間「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえ、仏・法・僧の三宝を象徴するとされた鳥の鳴き声がこの鳥の声であると信じられてきたため、この名が付けられた。しかし、実際のブッポウソウをよく観察しても「ゲッゲッゲッ」といった汚く濁った音の鳴き声しか発せず件の鳴き声を直接発することが確認できないため、声のブッポウソウの正体は長く謎とされた。
結局のところ、この鳴き声の主はフクロウ目のコノハズクであり、このことが明らかになったのはラジオ放送が契機となった。《出典:Wikipedia》

ブッポウソウ
生態
生息域内では平地から山地まで分布し、水辺に近い森林に生息する。
樹洞を巣にするが、木製の電柱やダムに設けられた排水溝等を巣として利用することもある。
食性は動物食で昆虫類等を食べる。獲物は飛翔しながら捕食する。そのため、高木の枝や谷間の上を通過する高圧線などにとまり、昆虫類を探していると思われる個体を観察することが多い。その場合、ヒタキ類のように同じ場所から飛び立ち、捕食に成功しても失敗しても、ほぼ元の位置に帰るという行動を繰り返す(ことが多い)。
繁殖形態は卵生で1回に4-6個の卵を産む。巣の中や周囲には貝類の殻、プルタブや瀬戸物のかけらなど光沢のあるものがあり、ブッポウソウがこういったものを集めることが知られている。この習性はヒナがこれらの堅いものを飲み込み、消化器官の砂嚢に入れておく事で、昆虫の堅い殻をすりつぶす為に親鳥がヒナに与えている事が明らかになっている。《出典:Wikipedia》

ブッポウソウ
形態
全長約30cm。雌雄同色で、頭部は黒褐色、尾羽は黒色。
のどは群青色で、胴体は光沢のある青色の羽毛で覆われ、この羽毛は光の加減により緑色に見えることもある。初列風切に白い斑紋があり、翼を広げる時、飛翔している時には目立つ。嘴と脚は赤橙色である。《出典:Wikipedia》

ブッポウソウ

ブッポウソウ