早長八幡宮秋まつり 山車巡幸 「むろづみエンヤ」 | 周南市 東郭の世界

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室積の早長八幡宮の秋祭りが、10月8日に開催されました。

このお祭りは、山車巡幸(山車10輌と踊山1輌)が350年前から行われている全国でも珍しい

行事です。この山車を牽く町内の皆さんの一致団結した姿は、まことに感動いたしました。

《2017.10.16 周南市 東郭》


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室積半島を挟んで東側の海は地原(じばら)、西側は早長(はやおさ)と呼ばれています。

早長八幡宮は、マップの室積3丁目4に在ります。







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早長八幡宮は、江戸時代から商家や問屋が並んでいた宮町(現・室積3丁目)にある。
室町中期の文安元年(1444)8月18日に豊前国(大分県)宇佐神宮から勧請(かんじょう)
その時、神霊を載せた船が西ノ浦(現・後松原、松原御旅所)の「早長(はやおさ)の瀬」に着いたところから名付けられた。
文安元年(1444)宮ノ崎の地(現・宮ノ脇御旅所)に勧請後、寛文元年(1661)宮町の現在地に遷座。



御祭神

応神天皇(おうじんてんのう)
比売神(ひめがみ)/宗像三女神(むなかたさんじょしん)
 ・田心姫命(たごりひめのみこと)
 ・湍津姫命(たぎつひめのみこと) 
 ・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
神功皇后(じんぐうこうごう)

※八幡神(はちまんのかみ)は宇佐神宮(大分)から石清水八幡宮(京都)、鶴岡八幡宮(鎌倉)へ勧請され、この三社を中心に無数の分霊が各地に勧請されました。祭神は同じであり、その霊威にも差異はありません。《出典:光市室積山車保存会》







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350年前より始まる江戸前期からの光市室積の伝統行事


江戸前期に始まり「エンヤ!エンヤ!」の掛け声で、揃いの法被、白の腰巻姿の若衆が、郷土色豊かな「木遣り唄」を歌いながら山車と踊山を曳き回す山車巡幸です。勇壮な姿を是非ご覧ください。

山車10輌と踊山1輌は昭和56年(1981)光市有形民俗文化財に指定されました。
毎年10月、体育の日の前日に行われる光市室積早長(はやおさ)八幡宮秋まつりの山車巡幸(だしじゅんこう)行事は、今から350年前の江戸前期に始まりました。

「エンヤ!エンヤ!」の掛け声で若衆(わかいし)が山車と踊山(おどりやま)を曳き廻します。

これに因み、山車巡幸行事は「むろづみエンヤ」と呼ばれるようになりました。
大幟を立て黒松を載せた山車を先頭に、鳥居、石灯ろうをかたどった山車、こま犬、随神、鏡を載せた山車、御供船の山車があり、行列全体が神社の形態を整えています。このため「まちを駆ける神社」などと形容されます。

このような山車行列は現在では全国的にも珍しく、山車行列の原型を留める貴重なものだと言われています。

山車10輌と踊山1輌は昭和56年(1981)光市有形民俗文化財に指定されました。
この祭りで唄われる木遣り唄は江戸時代、室積に寄港した北前船の船乗りによって伝えられました。

山車には、地域の宝である子どもたちを乗せて走ります。《出典:光市室積山車保存会》

 




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《次回に続きます》