
山陰沖の漁火(いさりび)を撮影しました。
日本海の風物詩だと思います。島根県の浜田市沖にもイカ漁の漁火が燃えていて、水平線上
に光りの玉が連なっているのは、幻想的です。
剣先イカの漁をしていると思いますが、強烈な灯ですねぇ~
《2016.11.29 周南市 東郭》

出漁中の漁船ですが、集魚灯が上に並んでいます。

剣先イカ

集魚灯をびっしり付けた漁船

ここは、国府海水浴場ですが、山陰の海は少し行くと急に深くなっているそうです。
海水浴なんかでも、気をつけなくてはなりません。
漁船にとっては、深くなって沿岸に近い処で漁が出来るので幸いと云うべきでしょう。
海底の急斜面は、水深300mにもなるそうで、瀬戸内海などの40m~60m等とは、
比べるべくもありません。其れゆえ、大型の魚の回遊も可能で、マグロやブリやカンパチ
も獲れます。また、ズワイカニも山陰では松葉蟹と云います。越前ガニ、加能ガニ等
獲れた地方名で呼んでブランド化されています。
この、漁火漁も近頃では、発光ダイオードが使われて省エネで出来るようになりました。
それで、水中への投下して光らせることも出来、イカなど無数に集まってきます。
余りに獲れるので、規制しているようですが、水産資源の安定的確保が最優先ですね。