【鉄道写真】富山駅を新幹線「はくたか」が出発、すぐの急カーブは? | 周南市 東郭の世界

周南市 東郭の世界

Yahoo blog経歴10年でアメブロへ移行しました。
一応、貴重な記事・画像は移行成功しているようで、引き続き東郭の世界を楽しんで下さい。令和元年から新しいアメブロで頑張ります。 “ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ”

北陸新幹線も開業一周年が過ぎましたね。当然なことではありますが、おおきな事故もなく
 
無事営業を続けています。ところで、熊本地震(4月14日)では新幹線車両が脱線し、しば
 
らく新幹線機能がSTOPしました。その新幹線車両は発車後1分経ったとき直下型地震に
 
あったのですが、回送車両で乗客は乗せてなかった、スピードが出ていなかったので転覆は
 
免れました。しかし、6両全部の車輪が脱線した報道を見た時は、驚きました。
 
 
                          《2016.7.24 周南市 東郭》
 
 
イメージ 1
 
 
 
午前8時47分、富山駅を出発する新幹線「はくたか556号」東京行きです。
 
東京駅には、11時40分に到着予定です。7月20日に、同じ所から新幹線「かがやき」を
 
投稿しましたが、あれは8時26分撮影で朝靄が強くて見づらかったのですが、20分経過
 
したこの写真は、少し画質がよくなっています。
 
写真右に向って「はくたか」が走っていますのが、東京方面です。
 
 
 
 
イメージ 2
 
北陸新幹線車両は、「かがやき」・「はくたか」・「つるぎ」・「あさま」ともE7/W7系で
 
あって見た目は、まったく同じです。
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 E7/W7系のお馴染みの先頭車ですが最後尾車です。
 
 これだけ見ると、入構しているか出発しているかさっぱり判りません。
 
 でも、前回の写真と比べると列車は左側通行なので向こうの線路を走り、その分車体が
 
 
 
 よく見えています。
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 富山市内は、まだ、ごらんのような朝靄が掛っていました。朝陽を突いて東京へ向う
 
 新幹線なんて、ちょっと格好いゝですね。この列車に乗れば11:40′には東京駅ですね。
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
新幹線「はくたか」にもグランクラスがあったのですね。「かがやき」だけと思っていまし
 
た。グランクラスがないのは、富山⇔金沢を走る「つるぎ」だけです。
 
この最後の12号車がグランクラスなのですね。ところで、昔の汽車は1等・2等・3等車
 
とクラス分けしていました。でも、乗る人が、等級分けされているようで、1960年代には
 
今のように表現が変わりました。
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
新幹線E7系・W7系電車諸元
  
編成           12 (10M2T)
営業最高速度       260 km/h(高崎以西)
240 km/h
(高崎以東)
設計最高速度       275 km/h
起動加速度        1.6km/h/s
編成定員       934名(普通車853名・グリーン車63名・グランクラス18名)
全長           300.25m
全幅           3,380mm
全高           3,650mm
車体長          25,000mm(中間車)
             26,000mm(先頭車)
車体幅                    3,380mm
車体材質                 アルミニウム合金(ダブルスキン構造)
編成質量                 540t
軌間            1,435 mm
電気方式          交流25,000V 50Hz/60Hz
編成出力          12,000kW
主電動機          かご形三相誘導電動機MT207
主電動機出力         300kW
駆動装置          WN駆動方式
制御装置          VVVFインバータ制御
台車            DT211(電動車)
TR7010
TR7010A(付随車)
制動方式                  回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重・滑走再粘着・遅れ込め制御付)
保安装置         DS-ATC
製造メーカー       川崎重工業(E7系・W7系)
日立製作所(E7系・W7系)
総合車両製作所横浜事業所(E7系)
近畿車輛(W7系)
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
 
富山駅を出ると、すぐ、このカーブに差し掛かります。乗っていると少しも違和感は
 
ないのですが、写真でみるとかなりの急カーブです。最も、富山駅に新幹線はすべて
 
停車しますので、スピードを落としているからかも知れません。
 
私の住んでいる山陽新幹線の徳山駅もかなりの線路カーブです。
 
新幹線が通過する車両は通常280~300km/hで運転しますが、このカーブの為260km/h
 
に減速するようです。減速した感じは、多分ないと思いますが、私は通過したことがないの
 
判りません。
 
 
 
イメージ 8
 
写真的には、非常にいゝ場所だと思いますね。
 
ところで、最初の新幹線が地震を受けた時どうするのか?毎日新聞はつぎのように書いて
 

います。JR各社はさまざまな地震対策を講じているが、代表的なのは全国各地に設置し

 
た地震計で微弱な地震波を検知し、激しく揺れ出す前にブレーキをかける早期地震検知シス
 
テムだ。2011年の東日本大震災では、仙台市の約50キロ東にある地震計が地震波を捉
 
え、最も揺れが激しかった東北新幹線の仙台古川駅間では激しい揺れの12〜15秒前に
 
非常ブレーキが作動。

 
約270キロで走行中の2本が無傷で停止した。仙台駅付近で低速で試運転中の列車(10
 
両編成)が脱線したものの、計40組ある車輪のうち、2組が停止直前にレールから外れた
 
だけで済んだ。” でも、今回、熊本での新幹線脱線は、直下型であったため、6両全部が
 
脱線しました。おもな原因は直下型地震だったと考えられています。この為の防止策と
 
して「脱線防止ガード」が有効だとしています。この対応は、北海道新幹線が今年度中に
 
設置するとしています。東海道・北陸・山陽・九州新幹線も計画実施中ですが、計画予定に
 
対しての実施率は、50%にも達していない状況です。各社とも、今回の熊本駅新幹線脱線を
 
活かすべく考えられると思いますが、徳山駅や富山駅のような急カーブを見て、感じた
 
ことを書きました。
 

イメージ 9