おはようございます!
周南市の西光寺川から「かわせみだより」をお送りしています。
あれほど、幼鳥のカワセミがやって来るのに親鳥が姿を見せなかったのですが、遂に母鳥が
やってきました。
幼鳥はいつものA地点にいると、母鳥は5m離れた楠木の枝にすっーと音もなく止まったの
です。葉裏なのですが、翡翠色をしたりっぱな成鳥です。その嘴は下側が赤いのは母鳥の
印です。わたしは、なんだか ‟あ~よかった!‟ と思いました。
例年なら先月頃から、カワセミの求愛活動で二羽の姿がせわしく西光寺川を飛びまわって
やがて、親子の姿が現れます。幼鳥の初期は、まだ、飛ぶのもおぼつかない状態で兄弟2羽
が寄りそっているように、あまり動かないのです。親鳥も、まだ、傍にいて微笑ましい子育
ての状況が見れるのです。
今年もそれを期待していたのですが、もう子離れの時期になったのか幼鳥だけ見て来まし
た。この写真のカワセミは胸毛なども黒っぽく明らかに幼鳥ですが、何よりも時々親鳥を
呼ぶように、空を見上げたり、あちこち首を廻して探しています。
なんだか微笑ましいのですが、一方では野性の掟の厳しさをおもわせます。
でも、この幼鳥カワセミ小太郎?は、きのう立派な漁をみせて呉れて充分生活しています。
母鳥もこの様子を確認にきたのかもしれませんね。
《2016.7.23 周南市 東郭》

母親をさがすカワセミの幼鳥

幼鳥の様子を見に来た母親カワセミ

あちこち見まわして母親のいない時は未だ不安そう・・・
