7月27日のことですが某駐車場にいると、突然、上空におおきなヘリコプターがやって来て
びっくりしました。低空なのでかなりの轟音です。
近くの徳山中央病院の屋上にヘリポートがあり、そこへ着陸しようと判りました。
ドクターヘリJA117Rであります。
昨年10月9日に防災ヘリベル206B JetRanger II(ジェットレンジャー)を掲載しましたが、
これは、”救急医療専用のヘリコプターです。救急医療用機器等を装備しており、救急医療
専門の医師と看護師を救急現場にいち早く運び、直ちに治療を開始し、高度な医療機関に
患者を搬送することが可能です。
高度救命救急センターのある山口大学医学部附属病院を運航基地として、消防本部の出動
要請により患者のもとに急行し、現場や飛行中に搭載医療器材を用いて治療を継続しなが
ら、県内の救急救命センターなどに搬送します。”《山口大学附属病院資料》

”ドクターヘリは、狭い場所でも離着陸できるような小型機で、エンジンを2基搭載した機種
が全国で採用され、22道府県24機(平成23年1月の状況)がほぼ毎日運航し活躍していま
す。エンジン2基搭載機種は、1基のエンジンにトラブルが生じた場合にも安全に飛行できる
能力を有します。”《山口大学附属病院資料》

向きを変えて中央病院へ【13:20′】




上空にUH-1Jが通過する【13:30′】

川崎重工が「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を朝日航洋へ納入したようです。

【川崎式BK117C-2型ヘリコプターの主要諸元】
①全長 : 13.03m
②全幅 : 1.73m(胴体)
③定員 : 11名(最大座席数)
④最大全備重量 : 3,585kg
⑤巡航速度 : 246km/h
⑥航続距離 : 675km(標準タンク)
⑦主な装備 : EMSキット(※)等
※ EMS(Emergency Medical Service)キットは、ドクターヘリによる救急医療サービスを実施するための装備で、主な構成は、医療専用床、担架、医療席、看護師席、付添人席、側壁医療機材ラック、天井および側方レール、前方医療用キャビネット、照明灯および医療用機材用の電源ユニットなどです。《川崎重工株式会社HP》

頼もしいドクターヘリですね。関係者の皆さんこれからも頑張って戴きますように!