四国別格霊場19番香西寺 | 周南市 東郭の世界

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四国霊場遍路の旅を紹介しています。
 
今回は、四国別格霊場第19番札所香西寺(こうざいじ)で御座居ます。
 
御詠歌は、「南無大悲 延命地蔵 大菩薩 みちびきたまへ この世のちの世」です。
 
御本尊の延命地蔵菩薩にこの世もあの世も導いて下さいと詠んであります。
 
ところが、香西寺は四国三十三観音33番、讃岐七福神(毘沙門天)の札所にもなっており、
 
四国観音の御詠歌は、「暮れぬれば さめてねるらむ 酔芙蓉 仏のつねの 笑みにだかれて」と
 
詠んであります。仏教の多様性はこんなところにも現れています。優雅ですねぇ~
 
                            《2014.12.16 周南市 東郭》
 
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四国別格霊場 第19番札所 香西寺は、香川県高松市香西西町211にございます。
 
 
 
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                  香西寺 山門
 
 
 
 
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仁王像
 
 
 
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本堂
 


 
寺伝によれば、奈良時代の天平11年(739年)に行基が勝賀山の北麓に庵を結び、宝幢を刻ん
 
で宝幢山勝賀寺として創建したといわれている。
 
この場所は奥の堂と呼ばれており、奈良時代〜平安時代の瓦片が出土することから寺院跡と
 
みなされ、勝賀廃寺と呼称されている。
 
平安時代前期の弘仁8年(817年)空海(弘法大師)が現在地に寺院を移し、地蔵菩薩像を
 
刻んで安置したと言われる。
 
嵯峨天皇の勅願寺となり朱雀天皇の讃岐国勅旨談議所となったが、その後は衰微していたよう
 
である。 鎌倉時代になり、この地の豪族・香西左近将監資村が鎌倉幕府の命により寺院を
 
再興し香西寺と名付けた。その後は香西氏の庇護を受けることとなった。《Wikipediaより》
 


 
 
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本堂向拝
 
 
 寶幢山 香西寺(ほうどうざん こうざいじ)
 
                 宗派  真言宗大覚寺派
  
 
                 本尊  地蔵菩薩(延命地蔵)
 
                 
                 創建 (伝)天平11年(739年)
 
                 開基 (伝)行基
 
                 住所 香川県高松市香西西町211
 
             ご真言 ”おん かかか びさんまえい そわか”
 
 
 
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納経帳
 
 
 
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大師堂
 
 
 
 
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大師堂
 
 
 
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厄除け大師像など
 
 
 
 
 
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毘沙門堂
 
 
 
 
 
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鐘つき堂
 
 
 
 
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お迎え毘沙門天
 
 
本日もようこそお参り下さいました。 
 
 寒い真冬の気候のなかでも、こうして四国遍路の旅をまとめていると心が安らぎます。
 
 みなさまも、どうか平安であらせられますように・・・
 
 次回は第82番札所 一宮寺でございます。