昨日、西光寺川もこの時までは良かったのです。
8時23分の写真ですが、ちょうど雨が強くなるまえで、コサギがやって来ていました。
結果的には、これからバケツをひっくり返したような集中豪雨となり、30分くらいで危険水位と
なりました。
幸いにも、氾濫などはせず、無事にもとどおりの川相になりました。
《2013.8.31 周南市 東郭》

8時過ぎの雨はご覧のような程度で、水量も少なくコサギも安心して川の中を探っています。

私は、こんなに雨が降っては、とても魚取りなど出来ないと思っていました。

コサギは、水の落ちる付近に立って、じっと窺っています。

すると、下の段から魚が跳ねて上へ登って来るのです。
ナイスキャッチは、見ませんでしたが魚が跳んで上段に着水した瞬間には、素早く
駆け寄って行き捕食しました。

魚も跳び上がってくるのは、大きな魚体です。

コサギの活躍は、これだけの成果で終わったわけではなく、この後も10分くらいで
2・3回は捕食しています。雨で水量が増えると魚の遡上も活発になるのですね。
そこを、すかさず狙ってくるコサギの能力は、他の鷺より優れている点があるのかも
知れません。
私は、いつも川の中で逃げる魚を追っかけ回しているコサギを見て、
泳いで逃げる魚を後ろから、追っかけても駄目だろうと思っていました。
でも、このタイミングでなら可能なんですね。
ゴイサギもこのような方法で狙っていますが、この雨のタイミングでやって来た
コサギは、“いい仕事” をしましたね。