下関市吉田の東行庵(とうぎょうあん)は、維新の志士 高杉晋作が眠るところです。
ここは、公園化され四季を通じて花の名所として名高いところですが、特に花菖蒲は20,000本
100種が咲いています。
高杉晋作は、慶応三年四月(1867年5月17日)に病没しますが、明治24年(1891年4月8日)、
贈正四位に叙せられます。
この時、正四位に叙せられた人物は、吉田松陰、坂本竜馬、中岡慎太郎、佐久間象山、橋本佐内、
杉田玄白、武市半平太、月照、久坂玄瑞などですが、禁門の変などの責任で長州徳山藩お預け、
切腹を命ぜられた家老の国司親相、益田親施も叙せられています。
明治維新で命を懸けて戦った人々を想いながら145年後の今日、東行庵の花菖蒲を眺めるのも
防長人としては、感慨深いものがあります。
《2013.7.4 周南市 東郭》









