
中国語の看板や標識を見ながら簡体字など中国語の勉強と中国文化事情など紹介します。
青島の流亭国際飛行場の待合ホールに多くの土産物店が並んでいますが、その中の一つ
「COFFEE」と書いてあるのでコーヒーを飲ませるところです。
右の冷蔵Boxは「コカコーラ」の瓶の絵があります。
可口可乐 ke3kou3ke3le4 コカコーラだということはわかりますが、“乐”は楽の簡体字です。
英語Coca-colaの発音を中国語の漢字に直しています。例えばKFCを肯德基と書くような当て字
です。ところがこのコカコーラの発音が難しくて中国人に幾ら習っても満足に出来ませんでした。
まるで鶏が朝 “コケコッコー” と叫ぶようにいいます。
写真の「阅读着咖啡」は、 yue4du4zheka1fei1 で閲讀(読)着珈琲のことです。
どうやら、アモイ辺りのコーヒーチェーンのようですが、きょうは中国語の「着」の用法です。
“着”は「動詞1+“着”+動詞2」の形で連動文を構成する。
「~て(~する)、~ながら(~する)、~しているうちに(~する)」の意を表しています。
アスペクトのなかで、ながら族のイメージです。たとえば,
中文: 我在床上躺着看电视。
日語:わたしはベッドに横になってテレビを見ている。
躺着など中検でずいぶん出題されました。
ところが、おなじアスペクトでも完了の「了」の用法では、複雑な問題を中国でやらされました。
例えば「我昨天买了一辆汽车」と「我昨天买了一辆汽车了」は、どう違うのか?などです。
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ところで、中国ではコーヒーを飲む人もだんだん増えているようで、中国済南や青島あたりも
星巴克、上島珈琲、左岸珈琲などの出店があります。
わたしもUCCにはいきました,大変お客さんが多かったのですが、コーヒーだけでなく麺類も
出していました。ここは、平均値段が28元程度です。スターバックスは、平均値段が30元くらいで
あります。ところがこれは一般的なお値段でしてホテルや高級レストランになると、その倍くらいに
なりますので、値段を確かめてからお飲みになられるとよろしいでしょう。
昨年、中国人留学生が前の席でカフェオレを飲んでいたので聞いてみると、甘いものは好きな
ようでした。だんだんコーヒー文化も拡がっているようです。

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写真の咖啡厅「阅读着咖啡」は、お店の名前で全部名詞なら問題ないですが、中文としては
阅读着yueduzhe珈琲と訳すことになりますので、把小说阅读着喝一杯咖啡となるほうが、
いいのではないでしょうか?、中国語の判る方に教えてほしいものです。
でも、情景としては前者の “お茶っする!?”というよりも、“本を読みながらコーヒーを戴いて
優雅に時をすごしましょう!” の方が上等ですよね???
因みに、いま私もコーヒー飲んでいます。