時は元禄15年(1702年)12月14日、江戸の夜風を震わせて~赤穂浪士の吉良邸討ち入りで、
ございます。
さて今朝の写真は、時も同じく12月14日、明け六つより 今や遅しと待ちかまえる川瀬美小太郎の
名場面です。
必殺仕事人である川瀬美小太郎は、敵情視察の準備も怠りなく、魚の起き出すの待っています。
そのうち、辺りは白み寝ぼけまなこのアブラハヤが活動し始めました。
辰の刻になってほどなく、的を絞った小太郎は、一直線に急降下します。





自慢の元禄名槍で獲物を一突きで仕留めました。

“あっ” と言う間に小太郎の槍は、獲物を捉えています。

獲物の魚は小太郎にとっては意外とおおきくひと息考えているようです。
魚は、全身で左右に動き、尻尾をバタバタさせてもがいています。

小太郎が首を180度回転させ、振りをつけています。
脚を力強くふんばり万全の態勢です。

そして今度は、首を戻して魚を地面に打ち付けています。

魚もなかなか弱らず、小太郎は何回も何回も打ちつけます。

魚がぐったりなったところで、魚を銜え直して食べやすいように向きを変えます。

それから口を大きく開けたとおもったら、すぐ飲み込んでいました。
でも、魚が大きく一口では、飲みきれません。
ここから、数回パクパクしてやっと飲み込みました。
以上、カワセミ小太郎殿の討ち入り報道でした。
2012.12.14 周南市 東郭