1月29日午後、下松市の笠戸島へ行った。
明日は雪の予報なのに、今日は太陽が照っていて風もなく暖かかった。
駐車場の歩道を歩きながら、ふと上を見ると桜の木の先の方に何かついている。
ピンクのまことに小さな花。
“これっ、もしかして桜の花?”
多くのつぼみの中に、さびしいという感じで咲いていた。
この笠戸島の街道沿いには、古くから桜の樹が植えてあり、春には桜の門をくぐるような時代も
あった。桜は染井吉野である。
現在でも、樹勢は衰えたとはいえ、充分楽しめる。





この1月末に桜の花を見ることは、あまりない。
俗にいう狂い咲きであろうと思うが、そんなことはどうでもよい。
桜は花を咲かして自分を主張している。
やがて春になれば、この笠戸島街道も桜の花でいっぱいになるであろう。
