
4聯詩の2番目、濬川煉師を北京に迎えて定親王が喜び作詩された。
千里遙來老煉師 殷勤握手慰避思
東風恰送青鸞馭 西苑重逢白鶴姿
代致虔誠經默誦 師曾為誦經一月代致丹忱 惟祈豐裕嵗咸宜
小園儘可容僊侶 於含芳園款留數日 且綰行旌數日遲
道光癸巳季春 濬川煉師來京見訪 喜而有作 定親王
千里遙かに 濬川煉師が来られ、慇懃に握手して慰める。
春風はおりしも青鶯を送って、西苑 白鶴に再び逢える。
代わって敬虔に経を黙誦し、ただ豊年を祈られるばかりであった。
小苑に僊侶を迎えられて、綰行旌は数日おくれる。※綰行旌は旗を巻く作法か慣例らしいが詳不明。
