
千字文-24
せんじもん
陳根委翳chengenweiyiふるい根の樹は倒れて枯れ、落葉飄搖luoyepiaoyao落ち葉は秋風に翻る。游鯤獨運youkunduyun鯤鵬(伝説の鳥)独りで飛びまわり、凌摩絳霄lingmojiangxiao満彩色の雲上を突き進む。耽讀熟市dandushushi漢の王充は読書に耽り町に遊ぶ時でも、寓目囊箱yumunangxiang目を寄せる処は本箱ばかりであった。易輶攸畏yiyouyouwei軽はずみな話をすることを畏れ、屬耳垣牆shueryuanqiang壁に耳をつけて聞く人がいるので注意すべし。