漢詩 | 周南市 東郭の世界

周南市 東郭の世界

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一応、貴重な記事・画像は移行成功しているようで、引き続き東郭の世界を楽しんで下さい。令和元年から新しいアメブロで頑張ります。 “ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ”

归园田居(三) 陶渊明
 种豆南山下    南山の麓に豆を植えたが、 
 草盛豆苗稀   雑草がはびこって豆の苗は見えない。
 晨兴理荒秽    朝早く起きて雑草を抜き、
 带月荷锄归    夜遅く月を眺めながら鋤を担いで家に帰る。
 道狭草木长   道は狭く草が伸び放題で、
 夕露沾我衣   衣は夜露でびっしょりになる。
 衣沾不足惜   衣が濡れるのは別にかまわないが、
 但使愿无违   収穫の願いだけは望み通りになってほしいものだ。
留学時の同クラスの韓国友人が送ってくれた漢詩です。
だれの漢詩かわからなかった、彼も意味がはっきりわからないが・・・と書いていたが、
きっとよく解かって、私の事を思って贈ってくれたものとおもう。
調べてみるとかの有名な陶淵明の詩歌であった。 
韓国もこういう漢詩はあるのだというが、いまは日本よりすたれているらしい。
日本語のも和訳は、なんだか昔のことばで理解しづらい。
中国語を学習すると、解かりやすくなる。