室内楽 ソルフェージュなら
とうかい音楽教室

昨日のブログの
恩師の先生が最初に
使われた楽譜は
メトードローズでした

現在も楽器店には並んでいる
色んな教本の原点になっている
楽譜です。
私はこの楽譜はきれいで
覚えやすい曲が多いため
大好きでした

今回よーく楽譜を見直してみると
改めてすごい楽譜

と思いました。
まず書かれた方は?
エルネスト・ヴァン・ド・ヴェルド
安川加寿子先生の訳は
知っていたのですが、
今回、知りました

フランスの童謡が
たくさん入っている
小さい子供が習うのに最適と
当時はかなり人気でした。
バイエルが主流でしたが、
私の先生はこちらから
入り、途中で下巻バイエルを
併用、その頃からハノンの前に
ピアノのテクニックを
していきました。
その後、ピアノの練習 A B C、
ツェルニー100番ブルグミュラー、
ハノン、ツェルニー30番
バッハインヴェンションへ
ソナチネアルバム、
とだいたいピアノのおきまりの
テキストに進んでいきました。
メトードローズの最初は
高いドからでした。
バイエルと同じです。
メトードローズは左側の
ページでテクニックや
指の練習をして
右側のページで曲をしていきます。
どこかのメソードとよく似てます

そうです。オルガンピアノの本です。
左側は指や、新しい事の練習。
右側の曲もメトードローズの曲が
多く使われています

メトードローズは楽譜が
大きく、二冊にして
横長の楽譜がでてきて
以前は使用しました。
オルガンピアノは4冊になっていて、
絵もカラフルで可愛く、
最近リニューアルもして
先生との連弾も多く、
使いやすい様です。
でもメトードローズのすごさは
まだあります。
大譜表ではないため
子供には読みやすかったと
思います

初歩の楽譜は
メトードローズをもう一度、
横において見直しながら
他の楽譜も進めていこうと
思いました

ただ私たちの頃はバロックの曲は
インヴェンションまであまり
弾く事がなかったのですが、
今はメヌエット、ガボットなどの
小品を沢山弾いていきます

ギロック、カバレフスキー、
邦人などの現代作曲家の
子供用の曲も沢山聴いて、弾いて
私たちの子供の頃に
できなかった経験を
沢山させてあげたいです

このメトードローズとの
出会いがあり、先生が
初歩からテクニック、音階を
しっかり指導して下さったので
どちらも嫌になる事なく
基本を覚えていけたのだと
思います。
教本にも
先生にも感謝しています。
ありがとうございました
