資料館の2階には壁面一杯、たくさんの絵馬が掛けられています。
三重県津市美杉町上多気にある、北畠神社(きたばたけじんじゃ)です。


北畠神社は、室町時代を中心として伊勢国司として隆盛を誇った北畠氏をお祀りする神社です。
御祭神は、
北畠顕能(きたばたけあきよし)
北畠親房(きたばたけちかふさ)
北畠顕家(きたばたけあきいえ)
をお祀りされています。
北畠顕能は、南北朝時代の公卿・武将で、伊勢北畠氏の祖。霧山城を築き、父子兄弟で南朝護持に尽力しました。
北畠親房は、南北朝時代の公卿で、神皇正統記の著者でもあります。
北畠顕家は、南北朝時代の公家・武将で、建武の新政を補佐した北畠親房の子です。

神社に隣接する(境内にある)北畠氏館跡庭園は、枯山水と池泉回遊式を組み合わせた室町期の名園で、日本三大武家庭園として知られています。
また神社の裏山からは、当時の山城であった霧山城跡に登ることができます。


絵馬には、拝殿正面に飾られている魔除け天狗が描かれています。

































