先生からインド占星術(ジョーティッシュ)の基本を教えて頂いて、大阪に戻ってきて数日過ごしました。

仕事は相変わらずです。

けれど、わたしのマインドは多少変化があったようで、相変わらずの職場ですが、イライラがかなり減りました。

これはわたしにとってはとても大きな進歩です。

アーユルヴェーダの体質や性質の診断でも、ジョーティッシュで星を見ても、とにかく火の気が多いわたし。

腑に落ちないことがあると、すぐに火の性質が顔を出します。

そういう性質によって、何度も痛い目にあったこともあります。

自分の良くないところだとわかってはいても、なかなか変えることは難しいですよね。

 

誕生の瞬間に空に鮮やかに描かれたメッセージは過去の良い行い、そして悪い行いを強調するためのものではなく、人間にこの普遍的な隷属状態から抜け出そうという意思を喚起させるためのものだ。自分が行ったことは自分で取り消すことができる。現人生で起こっていることの原因は自分自身が作り上げたものである。人はあらゆる制限を乗り越えることができる。何故ならそれらは自分自身の行動によって作られたものであり、人は惑星の圧力に影響されないスピリチュアルなリソース(資質)を持っているからだ。 

    「あるヨギの自叙伝」より

 

 

自分の運命はすべて星に決められている訳ではなく、自由意思も存在するのです。

 

生きているといろんなことがありますが、それをどうとらえるかは自分次第。

自分の意識で、怒りを怒りのままで終えていくのか、そうでないことに転換するのか。

転換するには智慧が必要で、そしてそれを識別していく能力が必要なのですよね。

 

 

たくさんの法則を教えて頂いたし、今まで教えてもらったヨーガの知識もですが、結局はより良い人生を生きていくための智慧であって、それを選んで日々に活かしていく能力が必要なんだなと身に染みてわかりました。

 

先生にも仕事のこういうところが好きじゃない、などという話もしたんですが、

「嫌なところばかり見ないで目の前のことに懸命に取り組んで、そして楽しいと思うことをやっていったほうがいいよ~」と言われました。

頭ではわかっていても、なかなかそれを実行できずにいました。

何をしている時にわたしはわくわくするのか?

好きなことはいっぱいあるけれど、すーっとやっていてわくわくするのはヨーガやヴェーダの勉強や、今はジョーティッシュのテキストを読んだりチャートをみていることに喜びを感じます。

早く帰って、ひとりになって忘れないうちに勉強したい!

だれそれが何をしたとか、どうでもええわ、という心境です。

 

ジョーティッシュも「占いなんか怖いし。スピリチュアルなこととか興味ないし。」とか言われることも多いけど、強要する気はまったくないです。

前は❝楽しいのにな~わかって欲しいな~❞とか思ってましたけど、今は別にどっちでもいいです。

わたしが楽しいから。

それにわたしは人の人生を占うために教えを乞うた訳ではなく、わたし自身を理解したかったから。

 

これからの人生もいろんなことがあると思いますが、どんなことも自分がどう選択していくか。

わたしは、わたしと他のことがより良くなる方を選んでいきたいと思います。

 

予期せぬ客は神様として崇めよ。

 

物事に対してどう反応するか、どう対処するか、きちんと選んで毎日を過ごしたいと思います。

 

ॐ गं गणपतये नमः
om gaṁ gaṇapataye namaḥ