昨日は、お寺ヨガ担当の日でした。
3か月ぶりです。
この季節は寒暖の差も大きいし、花粉やらPM2,5やらで、過ごしにくい季節。
わたしも、身体がだるくていつも通りのゆっくりめのクラスにしました。
少しでもだるさが軽減されていたらいいなと思いながら進めていました。
 
お寺ヨガで、5年くらい前に行っていたスタジオの生徒さんに再会しまして、
わたしも、どこかでお会いした方だなと受け付けて思ったのですが、
向こうから『みほ先生ですか?』と声を掛けてくださいました。
ずっと何らかの形で続けてくださっていたそうで、それがとても嬉しかったです。
こういう再会はとても嬉しいものです。
 
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身体が寒い時期に溜め込んだものを排出しようとするこの季節。
そして気候もだし、異動や入学、引っ越しなど、環境の変化も多く、ただでさえもストレスを感じることの多い時期でもあります。
ストレス反応を解消することを進んでやっていかないと、疲れがどんどん溜まっていきます。
ゆっくり睡眠を取ることも大切ですし、食を整えていくことも大切、そして適度に身体を動かすこと、そして呼吸を意識することが身体にとってとても大切ですし、
身体を整えていくことで、ストレスに対応できる柔軟な心を育んでいくことができます。
 
わたしがなぜ、ゆっくりめのクラスをするかと言うと、それぞれのアーサナの種類、目的に従って呼応するそれぞれの身体の部分に心と意識を集中したいのと、呼吸がゆったりとできていることにも意識を向けてもらいたいからです。
エネルギッシュに動くクラスも集中して行わないといけないので結果、瞑想的動いていくことになるのですが、
もっと身体の隅々まで意識してもらいたいから、ゆっくりめにアーサナをやっていただいてます。
物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、正しく動くこと、正しく呼吸すること、そして正しくくつろぐこと(リラクゼーション)を繰り返し行っていくことで、まず交感神経系の過剰興奮を弱め、副交感神経系を活性化させ休息と回復を促すので身体がまず整っていきますし、身体が整ってくると、心もゆったりつくつろいだ状態、そしてしなやかさも備わって、さまざまな外側からくる刺激に対応することができるようになってくるのです。
 
先日、初めて陰ヨガを受けてくれた生徒さんが、『ポーズの長めのキープも、これといった決まりもなく、身体に合わせてその時の状態に合わせて、そして自分に合わせてやっていくことができるその柔軟な感じがよかった~』と仰ってくれたのですが、ほんとその通りで、じっくりゆっくり、その日のその時間の、今のわたしに合わせていくことで、自分のことを知ることもできるし、❝ああ、これでいいんだな~❞と自分を受け容れることも可能になるのですね。
 
ヨガの教えは、正しく行えば、誰が行っても、必ず恩恵をもたらしてくれます。
それくらい優しい教えなのです。
 
まず、アーサナから。
難しいことはとりあえず一旦棚上げしておいて、身体を整えていきましょう。
 
ヨガの教えの中にも、
 
わたしたちに必要なのは、鋼鉄の強さであり、同時にまたその柔軟さである。
非常に硬くて強いがもろい、粗鉄でなく、身体はどの方向にでも思いのままに曲げられるように、柔軟でなければならない。
そういう身体はいつも健康で緊張がない、。そういう身体が強くしなやかな心を作る。
 
少し簡単なことばに変更して書きましたが、強く、柔軟な身体を作っていくこと、そこからスタートすることでいいと思います。
 
ストレスを感じやすいこの季節。
でも、新しいことを始めようという気持ちになるこの季節。
是非、ヨガを生活に取り入れることを始めてみてください。
 
ヨガはマットとそれを敷く畳一畳分のスペース、ゆったりした服装しか道具は必要ありません。
そして、大切なのはあなたの身体と心です。
 
  नम: शिवाय