貴重な貴重な資料です
:「今日のブログは骨董の紹介ですよ!見て見て!古い絵葉書です」
:「これは、おとうやんの父上が残した明治・大正・昭和の貴重な資料です」
:「これは凄いです!輸出用? 戦前手彩色の絵葉書ですね」
:「沢山あります・・収集癖・・義父上の性格はおとうたんに似てますね」
:「明治33年9月に私製葉書が解禁されましたね、逓信省が『日露戦争
:「この絵葉書は白黒写真を印刷してその上から筆やステンシルで
手で彩色されたものです」
:「だから・・色がみんな違うんだ!家内工業で色付けしたんだね・・」
:「『家内』って妻のことじゃないワンコ」 :「アホにゃん!」
:「当時の市民の仕事や暮らし振りがわかりますね!
仏壇屋?米屋ですか?桶屋?提灯屋?尺八屋?もありますね」
:「外国のお客さんが来日記念に買い求めたんだ!
日本の風土・風景って面白いよね! 着物着て髪を結って、さぞ珍し
かったでしょう!・・・『珍奇』うふふ」
:「戦前手彩色絵葉書が200枚以上まとめて父上が残しました」
:「これは古着屋!桶屋?ザル屋?面白い職があるね~昔どこかの博物
館で手彩色の絵葉書見た覚えがあります!博物館級ってこと!」
:「言い過ぎニャー」
:「大東京・銀座、上野動物園等の風景絵葉書もありますよん
手彩色絵葉書は異人さんが多かった横浜・長崎の物が多いようです」
:「関東大震災や戦火で焼ける前を知る貴重な資料ですワン!」
:「社長~凄い~」
:「父上様は偉い!貴重な物をおとうやんに残してくれたんだ!
でも・・お金で残して欲しかった・・・」
:「あのね義父上様・・・残すならアルバムに絵葉書を・・べったり糊付け
しないで欲しかったわぁ・・・価値下がるのよ~」
:「おかぁたんはこの貴重な歴史的資料売るつもり?・・・・へっ?」
:「うちは引き継ぐ人もいないし・・・今のうちに価値の解かる人にゆずる?
もとい・・・売・る・の!・・焦った」
:「そうか~認知機能があるうちに処分~ってもうすぐじゃん!急がないと!
残しても・・・価値のわからん人なら「汚い!」って・・・捨てられそうワン!
売ろう!売ろう!そして・・ステーキ買ってワン!」
:「社長~安くして~安くして~」
:「仕方ありません~今なら○○〇円で・・・」
:「今日は最後にサリーの好きな言葉を紹介・・『温故知新』ですワン!
故きを温ねて新しきを知らば以て師と為すべし
〈論語・為政・孔子〉ワンわんわぉ~ん」
:「日本の政治家も歴史を学んで欲しいよね!自分の事しか考えない、
おかやんと同じ!金の亡者!」
:「いいえ・・学んだから・・・自分に火の粉が降りかからないときだけ
偉そうな事言うの・・・おとうたんを真似てんねん・・( ^ω^)・・・」
:「ここの一家はダメダメニャ~!
皆さん風邪ひかないでね!またね」