十数年前、責任ある仕事で精神的に緊張の連続。平成16年2月頃から頚部、腋窩、鼠けい部に腫瘍を認め、診断の結果、悪性リンパ腫と診断。本人の希望で抗がん剤は、使わず、6月より代替療法を積極的に取り入れ治療を行った。

治療開始初期は、TARCが3万台でしたが、治療により次第に低下して現在は、5千台までに低下しています。NK細胞の活性も次第に高まり7月は、20から11月には77と順調に増加している。

現在、頚部を主体にリンパ節の腫瘍は顕著に縮小、NK細胞の活性も高くなっている。糖質栄養素と機能性食品を基準に従って摂取しながら、ヒーリングセラピーを実行中です。

K.Nさん 女性 42歳 職業 事業家
99年春頃からどことなく体の不調を感じ、数か所の医療機関を受診しましたが、更年期障害でとくに異常はないとの診断。9月に入りしばしば転倒するようになって大学病院で受診。脊髄小脳変性症と診断されました。

その直後に尿閉をきたして3日間排尿不能、下肢の運動不全麻痺、上肢も経度運動不全が認められ、言語がやや鈍って入院。リハビリテーションを行い、次第に運動能力の改善が認められました。

その後、在宅治療に変更。感冒にかかって病院に再入院し、病状が悪化して胃瘻状態になりました。次第に四肢が硬直、頚部の回転不能、発声不能、視線変化不能、嚥下不能となりました。

家族と相談して糖質栄養素を少量から開始、抗酸化物質も併用。開始して約3ヵ月で発声、視線変化、手指運動ができるようになり、会話や燕下も可能になった。

かなり回復しましたが、突然家族の不幸で精神的なショックを受け、再び病状が悪化しました。

S.Iさん 女性 60歳 職業 コンビニ経営
細胞の「がん化」


がんという病気は、人間の体を構成する細胞が「がん化」してがん
細胞となり、この細胞が分裂を繰り返して「がん組織」を作り、病
気として現われてくるのです。

細胞の一つ一つには、約3万個の遺伝子があるといわれていますが
、この中の、「がん遺伝子」や「がん制御遺伝子」と呼ばれる遺伝
子に傷がつくと、細胞が「がん化」します。

がん遺伝子とがん制御遺伝子


「がん遺伝子」とは、その遺伝子の働きが過剰になったり、以上に
なったりすると細胞をがん化させる遺伝子です。一方「がん抑制遺
伝子」とは、細胞のがん化を抑制する作用を持つ遺伝子で、これが
何らかの障害により働きが失われた場合に、その細胞をがん化させ
ることになります。

しかし、一つの「がん遺伝子」、「がん抑制遺伝子」に傷がついた
からといってすぐにがんができるわけではなく、一般に正常な細胞
は、何年もかかって悪性の細胞に変わっていきます。その間に複数
のがん遺伝子、がん抑制遺伝子に異常が起こり、その異常が細胞の
中に蓄積されて、最終的にがん細胞になると考えられています。
日本統合医療推奨協会