晦日参りと夏越の祓(なごしのはらえ) | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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 昨日は6月30日。夏至を過ぎ、6月を終えると今年もあと半分だ。この日には全国各地の神社で「夏越の祓(なごしのはらえ)」が執り行われる。

 宮城県丸森町にある火縄銃に特化した私設博物館『金山城伊達・相馬鉄砲館』の裏庭には,西宮神社の分社が祀られている。館長を務める私は,月の中日と晦日に西宮神社を清掃しお参りするのが習わしだ。6月と12月は半年の節目で,この日に行われるお祓いは「大祓(おおばらえ)」とされているため,昨日は特に念を入れて清掃した。境内の草取りをし,御社の内部を拭き清め,榊と水を換えたら自分の心まで綺麗になった。

 

 

 

令和6年の前半は,女性だけの鉄砲隊である「仙台藩丸森鉄砲隊」を立ち上げるとともに,当館が白石城で火縄銃の講演会を主催することが本決まりになった。これは西宮神社に祀られている「えべっさん」の御加護があればこそと,私は感謝で胸がいっぱいである。

 暑さが本格的になる前に西宮神社で心身を整えたから,夜は晦日参りの行事食に海鮮ちらし鮨を注文して自分への御褒美にした。「えべっさん」は海の神様だから,このちらし鮨を見て頬をくずしてくれたかもしれない。