女鉄砲隊の魅力 | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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 6月9日、宮城県丸森町にある私設博物館『金山城伊達・相馬鉄砲館』で皐月を見る会が開催された。早咲きと三日続きの雨により落花が心配された皐月の花が,何とか咲き残ったのは幸いだった。

 

 

 当日は,当館が3月に立ちあげた仙台藩丸森鉄砲隊から旗揚げの挨拶があり、地元の皆さんなど多くの方に集っていただけた。その後は地元の方による詩吟や篠笛演奏もあり、当館の庭園は,数百年前にタイムスリップしたかのようでもあった。また町内外から和服姿の女性の来場者もあり、鉄砲隊や篠笛演奏などとともに時代絵巻を見るようでもあった。

 

女鉄砲隊の脇にいる変なおじさん達

 

 

 

  女性鉄砲隊を立ち上げたのは,古式砲術演武を行う動く博物館を作るためだった。しかし彼女たちの姿を見るだけでも充分にその効果があることに,私は気付くことができた。女性鉄砲隊は,武ばった男性鉄砲隊とは違い花があり,その美しさもあいまって観衆を素直に古い時代に誘いやすいのかもしれない。女性鉄砲隊には,女性鉄砲隊ならではの魅力がある。私はそんなことを彼女たちから学んだ。

 

 

 

 当館は,年に二回,博物館の日や文化の日にお茶会を催し館内施設を無料開放してきた。その中では今回が来館者が一番多かったし,わずか数百円程度だが黒字にもなった。また来場者のみなさんには、キッチンカーの出店は大いに楽しんでもらえたようである。大変だったが,この日は私の宝物になった。

 

 

 私はあまりの忙しさに昼食さえ食べられず,一枚の写真も撮ることができなかった。この記事に使用した写真は丸森町のフェイスブックから引用したものである。丸森町広報班の皆さん,ありがとうございます。

 

午後二時になっても客足は絶えず

こんな状況のためお昼も食べられなかったのです。