金山城伊達・相馬鉄砲館が設立した動く博物館である丸森鉄砲隊は,今日初めて火縄銃演武の見学を行った。
五月の澄み渡る青空のもと,宮城県営クレー射撃場で白石市の片倉鉄砲隊が練習するのを見学し,砲術の形の稽古をつけてもらった。片倉鉄砲隊の火縄銃演武を見て,参加したメンバーからは「カッコいい~」との声が上がり,誰もが目を輝かせていた。
片倉鉄砲隊の練習風景
不易流砲術の諸折り放ち
形の稽古を少し付けてもらったたけだが,射撃姿勢がみるみる綺麗になったのには,私も驚かされた。
この日は仙台藩の十匁筒や四匁筒を使用して練習したが,女性には少し重すぎるようだった。もう少し慣れるまでは,仙台藩の鉄砲にこだわらず軽い鉄砲を使うようにしたほうがよいのかもしれない。そんなことを思った。
仙台筒二十匁,十匁火縄銃
見学と稽古をつけていただいた片倉鉄砲隊の皆さんには,心から感謝を申し上げる。