あちらもこちらも鉄砲道楽 | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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公式ハッシュタグ 令和6年3月12日 骨董品ランキング2位

  一緒に博物館を作ろうと夢を語り合った盟友のKさんは,北海道の温泉付き別荘に行ったままさっぱり帰ってこない。むこうの生活が性に合ったのだろう。北海道でアウトドア生活を満喫しているから,こちらに帰ってくる暇がないのだ。秋から冬はエゾシカ狩り,春は山菜採り,夏は魚釣りと退屈しのぎには事欠かないからだ。

 

山行かば,シカを獲る

 拡大すれば分かるが,シカの急所の首を銃弾が貫通している。

シカは即死で,肉が傷むこともない。完璧な狙撃である。

 

 

目の前に現れればヒグマだって容赦はしない

 

北欧フィンランドのサコーのライフル。故障が少なく、命中

精度が良いので評価が高い鉄砲だ。まさに質実剛健である。

 

海行かば40センチ以上のソイ110匹

 

 何しろ北海道の食糧資源の豊富さは驚くばかりだ。山菜採りに行けば軽トラ一台分の収穫があるし,岸壁でのホッケ釣りは二人で100匹以上の釣果があるのだそうだ。エゾシカは掃いて捨てるほどいるのだそうだ。Kさんは,子供以外はなんでも一人で作ってしまう。三年前にはとうとう雪上車まで作ってしまった。

 

Kさん手作りの雪上車

 

 割りを食ったのは,この私だ。無理に無理を重ねて,たった一人で火縄銃に特化した私設博物館を作り,今度は宮城県丸森町に女性だけの鉄砲隊を作ろうとしている。お金がいくらあっても足りるわけがない。

 昨日,鉄砲道楽の限りを尽くしている北海道のKさんから,仙台藩丸森鉄砲隊で使って貰いたいと大型段ボールに詰め込んだ弾薬ケースや火薬入れなどの鉄砲小道具,陣羽織や袴などの衣装が大量に送られてきた。これで二人のお母さん隊員の個人装備負担金を三万円以下にすることができる。持つべきものは友人である。