ヒグマ 獲ったど~♪ | todou455のブログ 火縄銃ときどき山登り

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 公式ハッシュタグ 令和二年10月12日 骨董品ランキング2位

 鹿狩りをするため,北海道の温泉付き別荘に行ったKさんは,一向に帰って来る気配がない。昨年8月から北海道に行ったまんまで,今年も帰ってこないだろう。北海道では10月1日から狩猟が解禁されたからだ。

 そんな狩猟狂いのKさんから,昨日,メールが来た。なんとヒグマを獲ったというのだ。体調175センチ,体重140キロの雄熊だ。

 

 

  鹿獲り用の令和一式偵察戦闘車を走らせ,エゾシカを捜していた時,笹藪の中をノッソリノッソリと歩く黒い動物を見つけたのだという。慌てて車を飛び降り,双眼鏡で確認すると大きなヒグマだった。林道から笹藪に入り,そっと近づいたKさんは,距離150メートルからヒグマの頭部を狙い愛用のサコーのライフルを発射した。弾はあやまたずヒグマに命中し,一発でヒグマは倒れた。

 

           北欧フィンランド製のサコーのライフル。故障が少なく、命中

           精度が良いので評価が高い鉄砲だ。まさに質実剛健である。

 

  狩猟歴の長いKさんだが,ヒグマを仕留めたのは,昨日が初めてだった。山中には,Kさん一人だけだ。ヒグマは撃たれて手負いになると,死んだふりをして,近づいてきた人間を襲うことが珍しくない。Kさんは,双眼鏡で15分ほど慎重にヒグマの動静を観察した後,恐る恐る倒れたヒグマに近づいていった。確認すると弾はヒグマの頭部に命中し,即死状態だった。

 獲ったヒグマにロープをくくりつけ,鹿獲り用の令和一式偵察戦闘車で引っ張り上げて,家に持ち帰ってきた。この偵察戦闘車にはボンドカー並みの秘密装備が施されている。それについては,また別の機会にお話しよう。

 

令和一式 鹿獲り用偵察戦闘車

荷台の黒いシートの下に,秘密の装備が隠されている。