生活学舎桃土(台風21号の被害・171027) | 生活学舎桃土

生活学舎桃土

高知県土佐山の小さなパン工房。
自家栽培の野菜や山の様子をお伝えします。

      生活学舎桃土(台風21号の被害・171027)

 

 2017年10月27日(金)、晴、台風21号が過ぎ去った後、私たちが生活している土佐山でもたくさんの被害を受けていました。

 

 

 自宅の横を通る市道に杉の木が2本倒れてきて、電線や電話線が切断されました。

 

 電線の復旧のために杉の木は切断されましたが、そのあとの片づけは自分たちで、枝を引っ張り寄せ集めるところまでは終わりました。

 

 古い廃屋に倒れ掛かったままの杉の木は、山の持ち主が撤去しなければならないとのことですが、山の持ち主を知りません。

 

 廃屋の持ち主さんは、近いうちに撤去すると言ってくださっています。

 

 市道に残された枝や葉の撤去はどうなるのでしょうか。

 

    10月23日の私のFBにのせた記事です。

 『昨日は、昼前から何度か停電になる。そして、極めつけは、自宅の前の杉林から直径30cmを超える杉が2本住宅の前に倒れてきて、電線と電話線を切断してしまう。よってこの地区は停電が続く。

 

 まず、倒木の撤去作業が、10時頃から始まる。土佐山地区をつなぐ地区道や幹線の県道も倒木があって、鏡地区へ、網川のトンネルから旧市内への道が通れなくなっている。今日は、工房へ行くが、停電のためにパンが焼けず。お休みになる。

 

 昨日は台風が通り過ぎた戻り風が強かった。ゴー、ゴーと家を揺るがす。8時過ぎに、就寝。自宅前に倒木があった時に、近所の方が来られたらしい、しかし、寝て居て気が付かず。

 

 勿論、電灯はすべて消えている。心配した隣の方が、消防署に連絡されたとか、安否確認のレスキュー隊の方が、玄関の扉を激しく、しばらく、叩かれて目を覚ます。家族全員無事。確認されて帰られる。びっくりした。

 

 と、まあ、無事だったからこのようなことが書けたのですが、後に知ったことですが、4軒続きの住宅で、2軒の方は、早々と避難所へ避難されており、お隣の方も、倒木があった時に避難されたようです。

 

 

 このようになっていました。

 

 切断された線が垂れ下がり、23日(月)の午後の3時過ぎになって、電気や電話、テレビが復旧しました。

 

 

 自宅のすぐ上手でも、杉の倒木が、川をまたいで、一本橋のようになり県道もふさいでいました。

 

 県道の丸太はその日のうちに切断されて、今日はレッカー車が来て、一本橋の倒木も切断して、川に倒れ落ちていた残りの倒木も撤去されました。

 

 川が増水するとダムになって、下流に被害が発生するからと思われます。

 

 

 県道32号線の大穴峡の近くの山林も杉の木が倒れ、川まで落ちてきていました。

 

 

 植林されても伐採されていなかった杉林の多くで倒木が起こっていました。

 

 戦後に植林され、間伐もされずに荒れた山が土佐山地区でもたくさんあります。根元から倒れ落ちていました。

 

 土佐山で住む三男の円君は、仲間内の壊されたハウスの修理やビニール張りに、連日出かけています。

 

 土佐山では、収穫を前にしていました柚の実が大被害を受けています。また、別の機会に報告します。