2015年11月21日(土)、晴、高知市土佐山桑尾にある柚子搾汁工場が稼動し始めました。
昨年の柚子は、大雨が続き、ときには台風の嵐で柚子の木々は揺すぶら不作でした。
裏年にもあたっていたので、一部では実が平年並みについていた人もおられましたが、土佐山の農薬を使っていない人々の間でも、収穫が落ちました。
さて、今年は、お天気が良すぎて、晴れている日が続いたために、水不足で、柚子玉が小さく、また、柚子酢が少ないことが言われています。
かごに一杯採っても軽く、手間は同様にかかっても収穫量が少ないです。

確かに、1週間前は、空のゲージが目立つていました。
しかし、今週は柚子収穫の農家の方は、大忙しです。2~3日の晴れ間のあとに、1~2日の雨が降っていました。
雨降りの時には、柚子畑の足場も悪いですし、収穫した柚子も痛みやすいです。
で、収穫作業はお休みになります。

朝から柚子が入れられたコンテナーを積んだ軽トラックが、行きかっています。
雨が降った後の晴まで、気温があがってくると、柚子の実も熟してきます。
少し触れただけで、木から落ちてしまうのもあります。「もつたいないので、拾い集めてコンテナーに積み上げて、自家用に絞ろうとしていたものが、わずかな傷から腐ってしまった。」と残念な思いを語られます。
家族は、勿論、親戚、知人を動員しての柚子の実採りが続いています。
柚子の搾汁工場は、残業してのフル稼働です。
コンテナーに積まれて運ばれた柚子は、トラックごと計量機に乗って最初に計量されます。
そのあと、ゲージに柚子の実を移して、もう一度、トラックは計量機に乗って、最初のとの差が、納品した柚子の量になります。
農家の方もその日の納品量の控えと、受け入れた農協も控えていますが、集計されたものには、違いがあって、思惑違いというのか、トラブルこともあるようです。
次々と計量機で計られる順番の控えまちがいが、あるのかも知れません。
搾汁された柚子の果汁は、イツトウ缶に詰められて冷凍されます。
それを運ぶ冷凍車が夕方には来ていて、高知新港にある大型の冷凍倉庫に運ばれます。
土佐山の柚子酢は、「旭日食品」さんとの引きとりの契約がなされており、工場の看板にもありますように、主力は「土佐山村のゆずぽん酢・ゆずづくし」と言われるものになります。
他にも柚子チップスや柚子カリントウなどが作られ、販売されていたことがありましたが、何時の間にか消えています。
A級品の柚子の実は、絞られた後の皮も、梱包されて「小谷穀分」さんに納品され「ゆず茶」の原料になつているそうです。
また柚子の種と周りには、ペクチンが多量にふくまれていますので、化粧品の保湿剤としても使われています。
これも商品として別の会社に納品されています。
また、私の妻・春恵さんも農薬を使わず、有機肥料で栽培された柚子の種を焼酎に浸けて、化粧水として自家用に使っています。