今年も文旦の加工を始めました。
いつもより1ヵ月は早いですが、文旦の酸っぱさが強いものをあえて加工しています。
もともと土佐文旦は、九州のザボンを親としており、土佐文旦の発祥の地として土佐市に掲げられている所がある。
ザボンより小型で果肉が太く、酸っぱさと香りの良いのが特徴である。
またザボンからは、酸っぱさに勝っている八朔も生まれたと言われる。
これにもそのどくとくの美味しさはあるが、香りというと文旦のほうが好まれている。
文旦は、昨年の霜が降りる前に収穫して、むろの中で寝かしておくと、酸味が甘みに変化して、これからが食べごろになる。
ただ水分も少なくなるため、今年はあえて今加工を始めました。
土佐山の中川で柚子を作っておられる大藪博伸さんが、自家用に育てておられる文旦の中から頂きました。
この方はポンカンも作っておられ、やはり美味しいと評判のものです。
ただ収穫が少ないので、すぐになくなると笑っておられます。
三月の春休みになれば、孫たちに応援してもらうのですが、今年は文旦加工の時期を早くしたため、孫たちには学業があります。
で、土佐山に来られている高田さんに助けてもらっています。
大手の工場で、かんきつ類の加工には、一部薬品を使って、子袋を溶かしたりしているところがあります。
しかし、私たちは、手作業で皮を剥ぎ、子袋もムッキーちゃんを使って、ひとふくろづつ剥いでいます。
種を除けて実は文旦ジャムに使ったり、ジンジャージャムの原料にしたりします。
ちなみに高田さんは、手先が器用で、しかも賢い方ですので、仕事は捗っています。
さらにあのブログ・「土佐山のエルがいく」の飼い主さんです。
飼い主さんというより家族・エルのお母さんです。
エルのお父さんからは、生活学舎桃土のホームページをリニューアルするノウハウを習っています。
で、このことについては、また別の機会に報告します。