まあ、、晴れて不合格になったわけですが、
今年東大受験できて、その壁の高さを改めて知れて本当に良かったなと思います。
模試の成績を見てくれたほとんどの人はきっと察したと思いますが、
今年は英語と国語で高得点を取ることを、合格することよりもだいぶ優先してしまいました。
だけど、その英語と国語でさえも高得点取るのはなかなか易しくないんですね。
得点開示が来ないことには何とも言えないけど、今年は英語も国語もすごく中途半端な成績が返ってくると思います。(英語は仮に英作文が満点近く取れてたら80点ぐらいまではありえるかもしれないが。)
今年受けてみて、英語に関しては大問2(英作文)と大問4(文法・和訳)で得点を稼ぐ方針が、私には一番ピッタリ合ってそうだなと思いました。
この2つは、やるべきことがかなり明確で勉強した分だけ伸びるということがわかっただけでも収穫です。
特に英作文は英検1級でも合格平均点を大きく超えた点数を取ることができたし、東大の英作文でも満点近く取ることは当初からずっと目標にしてました。
逆に大問5(物語)はその場の高度な判断力が要求される難しい問題が多いので、なかなか対策が取りづらい。
洋書を読むこともそうだし、普段の基本的な英語の勉強をしっかりやることで「基本動作」の面から基盤を作っていくしかなさそうです。あとは熟語は難しいものが結構出るから最低でも1000個以上は暗記。
大問5については「人事を尽くして天命を待つ」ぐらいの心持ちの方が良いでしょうね。
国語は今年の易しめだった古文漢文でさえ5〜6割ぐらいしか取れなかったのもそうだし、
今年みたいに古文と漢文が両方とも簡単な年ってそうそう無いので、絶好のチャンスを逃したなと終わってから初めて気づきました。
(目の前で電車の扉が閉まって、そのまま電車が行ってしまったような気分です。)
まあ悔いても仕方ないので、来年は今年よりもっと難しくなるであろう国語でちゃんと高得点取れるような勉強をします。
全体的には3〜5月にどんな行動をするかが私にとっては大事になってきます。
去年はいつまでも英語と国語が完成しないまま他の科目をやる時間も無くなっていったから、結局どの科目も仕上がらないまま本番が来てしまいました。
マルチタスクがかなり苦手なので、まずは英語と国語、それと日本史を最優先で固める方針は去年と全く変わりません。
ただ、それを実行するためのモチベーションを上げる工夫を去年は怠ったので、今年はそのモチベーションを上げる工夫から始めてみたいと思います。
具体的にどういうことかというと、私は再受験だから、不合格になった翌日以降も何も変わらない普段の毎日が待っています。
現役生や1浪生にとっては、合格か不合格かでその後の人生が大きく変わってしまうから、絶対に必死にやると思うんです。
しかし、まず私の場合は不合格になっても人生は変わらないどころか、たとえ合格したとしても何の実益を得られずに自己満足だけで終わる可能性も多々あります。
そう考えると、私の場合は東大に合格することだけをモチベーションにすることは絶対やめた方がいいなと思いました。
それと、模試の成績で他人と比べることは10代の頃は強烈なモチベーションアップになりましたが、今はほとんど他人の数字に興味が無くなったので、これも私のモチベーションアップの材料としては不向きです。
だから、結局はまずは科目ごとの興味を純粋に育てることを最優先にして、少しずつ勉強に向かえるモチベーションを育てていくことからスタートしてみようという基本的な結論に落ち着きました。
日本史ならマンガから始めるつもりだし、国語もしばらくは国語便覧を読んだり「あさきゆめみし」「古文研究法」「漢文法基礎」のようなあまり即効性のない漢方薬的な勉強から始めてみます。
いずれはどの科目も絶対に反復作業や暗記はしなきゃいけないので、その単純作業にスムーズに移行できる火種をまず育てることが3〜5月の大きな目標になると思います。
ブログでは英語と国語で90点取りたいな、などと書いてます。
この目標についてはまだ捨ててなくて、引き続き目指していければと思います。
英語と国語が夏までに目処が立てば、他の数学と日本史と地理に割く時間も増えて、結果的には合格の可能性も増えていくのではないかなと考えています。
私自身、今年一年を通じて落ちこぼれの気持ちがようやくわかるようになりました。
落ちこぼれは、まず具体的な行動を起こすことからして既に精神的に大きなハードルが存在することもわかってきました。
私は落ちこぼれなので、まずはその精神的なリハビリをして具体的な行動をすることからスタートする必要があります。
やるべきことは去年と全く変わらないけど、今年は去年かなり疎かにしてしまった精神面の克服からやっていくことが目標になりそうです。