東大国語で90点を目指すとか先日のブログで言っておきながら、
実はメインの「古文単語帳」を何にするかで結構迷う日々が続いてました。
最初は、やたらと評判の良かった
『読んで見て覚える 重要古文単語315』
を少しの間使ってたんですが、
その膨大なわかりやすい解説の海に溺れてしまって、結局挫折してしまいました。。
この単語帳自体は、使いこなせればすごく有用だと思うのですが、
これは「ある程度の古文単語を覚えた人が使うことで初めて大きな効果がある」系統の単語帳だろうと判断し、
しばらくは封印することにします。
私は最初の古文単語帳は、
単純暗記に特化したシンプルなものを使いたいと思っていたので、
その要望を満たす『合格古文単語380』をしばらく使うことにします。
(※実は、どちらの単語帳も、著者が同じなんです！)
この単語帳は、現役受験生時代に使っており、
高3の時に小テストで結構覚えさせられたため、懐かしい一冊です。
単純暗記しやすいレイアウトになっていて、そのうえで下のページに主要な古典作品のエピソードも書いてあるので、古文常識の基本も鍛えられそうです。
380個といいつつも、割と基本的な単語ばかりで構成されてるので、
今のところ、とても覚えやすいです！
目標としては5月までに、早ければ4月中には固めたいと思っております。
この『合格古文単語380』をひと通り覚えたら、満を持して『重要古文単語315』に進もうと思います。
というわけで、私の古文単語ルートは、
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《メイン》
・合格古文単語380(4〜5月) → 重要古文単語315(5月〜)
《サブ》
・ゴロ565とそのCD
《保留中》
・『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』の最重要単語853個(？)の解説を通読する
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みたいな感じを予定しています。
『ゴロ565』は、現役生時代に使ってました笑
もしもメインの単語帳に載ってる単語の意味をド忘れしてしまった時の、
「記憶のセーフティネット」みたいな役割で、細く長く使っています。
特に、女性の“まめちゃん”とかいう声優さんが吹き込んだ音声CDをわざわざ古本屋でゲットして、かれこれ何十回も聞き込んだおかげで、
ゴロ565の音声を自動的に頭の中で再生できるようになってしまいました笑
このゴロ565は、多義語に弱いし、現代語訳もたまに変なのがあるので、
全国にあまたいる国語教師達からの評判は最悪です。。
ただ、メインの単語帳として使わず、特長を最大限に引き出せるような使い方さえすれば、むしろ有益なことの方が多いと感じています。
それと、『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』の方ですが、
これは何かの本でこの『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』の通読がおススメされてたので、使用を検討しています。
ただ、普通の単語帳を固めてからでないと大怪我をするのは間違いなさそうなので、
使用するとしたら、もっとだいぶ後でしょう。
しかも、あまりのめり込みすぎないよう、細心の注意を払う必要がありそうです。
まあ、古文単語はこんな感じで進めていくことにします。
古文単語や古典文法は、比較的早い段階で固めて、さっさと読解と古文常識に力を入れます。
今年のセンター古文は、苦手な割に50点中42点は何とか取れたものの、
2016〜2018年のセンター古文はどれも従来の年度よりもかなり平易だったので、全く参考にならないです。
2014年度以前の、平均点が20点前後で推移していた時代のセンター古文の難易度を基準に対策していきたいと思います。
(特にセンター古文は2010、2013、2014が難易度的には「三強」と言われていて、いずれも平均点が20点切ってたそうです。)
古文読解の方は、
最初から問題集を使わず、
国語総合の教科書と、古典Bの教科書の2冊を使って、教科書ガイドを参考にしながら品詞分解と全訳をしていきます。
とはいえ、自力で全訳すると変な癖がつくのが怖いので、
私の場合は教科書ガイドの全訳を写経していきながら「うまい訳し方」を身体で覚えていく方針にします。
古文読解問題集をあれこれ解きまくるのは、年度の後半からにします。
漢文は『早覚え速答法』と『得点奪取漢文』と『漢文重要単語集』の3冊の使用は確定していて、
うち前二者は「暗唱教材」としても使っていこうと思います。
ただ、これだけだと句法が大幅に抜けてしまうので、
何か句法を網羅的に扱ってる本を探しています。
それと、漢文単語はどの教材も、重要単語が網羅しきれていないので、
結局は自力で漢文単語をかき集めて「自作単語帳」を作らなきゃいけないのかなあ、などと暗澹たる気持ちでいます。
これが結構時間かかりそうなので。。
古文漢文はどちらも苦手科目なので、
勉強法が迷走しないように、石橋を叩きながら学習していこうと思います。