こんにちは、naoです。
昨日の夜、推定30代中頃の女性が、配車アプリを使って、わたしのタクシーにご乗車されました。
3人もしくは4人の場合は助手席に座ることもあるかと思いますが、その女性は1人でご乗車されたにも関わらず、助手席の扉を開けて、
👩「前に乗ってもいいですか?」
と、聞いてきたのです。
車酔いでもするのかなと、わたしは思ったのですが、女性の話を要約すると、
👩「XX(某地方都市)の教習所の合宿免許に行ってきて、つい最近卒業したばかり。
教習所の周りの道はがら空きで、東京とは全く違う。
これから東京で車に乗りたいので、プロ(=わたし)の運転を見たいから、助手席に座らせて欲しい」
との事でした。
なるほど、こんな理由でタクシーを使う人もいるのかと、いたく感心しました。
「見るだけでは頭に入らないでしょうから、その都度説明をしますよ」
と提案したところ、大変喜んで貰えました。
実際のやり取りはこんな感じでした。
車が右折するときに、
「右折時にはチラッと見るだけではなく、首を後方に大きく曲げて見た方が良いですよ。
右のミラーは死角が多いので、目視しないと歩行者や自転車を巻き込むような事故につながります」
とわたしが実技付きで伝えると、
👩「教習所でも同じことを言われたけど、ポーズでやるもんだと思ってました。」
という感じです。
目的地に着くまでの20分という短い時間でしたが、少しは役に立てたかなと思った次第です。