こんにちは、naoです。
タクシー運転手を始めて、まだ1ヶ月にも満たないのですが、色々なお客様をお乗せしました。
先日のお客様が、とてもユニークな方だったので、お話ししたいと思います。
上野駅から、お客様たちはご乗車されました。
男性が3人、派手目な格好の女性が1人の4人組、年齢は全員が30代前半くらいでした。
4人の場合、必ず1人は助手席に座るのですが、男性の方が助手席に座りました。
助手席の方が伝えた行き先は「新宿2丁目」。
この行き先だけで、どういうお客様たちかを想像してください。
車が発進するなり、なぜか会話の矛先は、わたしに向けられたのです。
「お父さんはお酒好き?」
運転手さんと言われる事が普通で、時々お兄さんと言われますが、お客様からお父さんと言われたのは初めてでした。
「飲む時は結構飲みますよ」と答えると、
「お父さんは、どういう種類のお酒を飲むの?」
「なんでも飲めますが、炭酸系が好きですね。
🍺だったら何杯でも飲めますよ」
「お父さんの好きなメーカーは?」
こんな感じで、まるで接客を伴うお店に来たのかと錯覚しそうでした。
後部座席の3人は、自分たちで話しているのですが、助手席の男性に話しかけると、
「ちょっと💢、今お父さんと話ししてるんだから、割り込まないでよ!」
と、軽く怒りモードになるんです。
わたしと話さないで、皆さんで話してくださいと思ったのですが、新宿2丁目に着くまで、こんな調子でした。
最後は、
「タクシーを置いて、一緒に飲みに行こう」
と絶対に無理な誘いを受けたのですが、丁重にお断りしました。
過去にブログに書いたお客様は、ちょっと困った話として書きましたが、今回は楽しいお客様のお話しでした。
行き先だけで目的がわかる話をおまけに。
有楽町から白人男性が乗ってきて、スマホをわたしに見せてきました。
そこには、
Senzoku 4
の文字が。
こういうところにもタクシーは入っていきます。