こんにちは、naoです。


今回は東大文科2類に入学し、先日進学振り分けにより某学部に入った息子の2年春学期までの成績を公開します。

アメンバー様には1年生の春学期、秋学期の成績をお見せしていたのですが、その他の皆様には公開をしていませんでした。
科目の取り方により、個人が特定できてしまうのが、主な理由です。

今回は科目を書かない形で、成績を公開したいと思います。

将来東大に進学したい方や、現在1年生の方の目安になればと思います。

また、息子の普段の生活ぶりを最後に書いておきます。


表の見方

1S…1年春、1A…1年秋、2S…2年春


【語学】
英語①       1S     87   優
英語②       1A     92   優上
英語③       1S     69   良
英語④       1A     76   良
英語⑤       1S     80   優
英語⑥       1A     85   優
第2言語①  1S      8   優
第2言語②  1A   100  優上
第2言語③  1S    88   優
第2言語④  1A    93   優上
第2言語⑤  1S    83   優
第2言語⑥  1A    81   優
第3言語      1A    86   優
第4言語      2S    97   優上

語学は英語以外に第2〜第4言語を選択しました。
息子のように4つも選択する必要はなく、多くの方は必修科目の2言語の選択でOKです。

語学に関しては、英語③と④を除いて、全て優以上でした。
この成績を見ると、帰国子女とかを想像されるかもしれませんが、息子は中学1年生で初めて英語を習いました。
(小学校で習う基礎的なものは除く)
第2〜第4言語は大学で習ったのが、初めてです。

語学が好きな方は、臆することなく多くの言語にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


【社会科学】
(基礎科目)
経済①       1S    64   良
経済②       1A    71   良
数学①       1S    80   優
数学②       1A    83   優
統計学       2S    92   優上

文科2類は経済学部へ進みたい方が多く在籍します。
息子も高校の時は経済学を主に学びたいという理由から、文科2類を選んだのです。
しかし、経済学を学ぶうちに、自分の進む方向が違うことに気がついたみたいです。
その結果が、経済①、②の成績に現れています。


一方で、数学や、統計学は全て優以上を取りました。
入試も含めて、数学は不得意分野でしたが、自分の好きな事を学ぶ事が出来る、東大での勉強は楽しいみたいです。
この成績は、数学が比較的得意な文科2類の中での成績なので、誇れるのではないでしょうか。


【人文科学】
倫理          1S   50  可
心理          2S   80  優上

人文科学は2科目しかとりませんでした。
倫理は興味本位でとったものの、全く面白くなかったと言ってました。
50点が単位取得の最低点なのですが、ギリギリ50点でした。

ここでアドバイスです。
進振りの点数の元となるのは、不可を除いた全てです。
49点以下の場合、単位は貰えないけど、進振りの点数に組み込まれることは有りません。
もし、進振りでどうしても行きたい学部、学科が有るのなら、低い点数になりそうな科目は早めに見切りをつけるのも一つの手段です。


【その他】
初年教育  1S   74   良
情報         1S   70  良
体育①     1S   76  良
体育②     1A   86  優
某①         1A   86  優
某②         2S   84  優
某③         2S   86  優
某④         2S   83  優
某⑤         1S   52  可

平均点      80.02点


平均点は東大入学時に掲げていた、80点を僅かながら超えました。
もし再度選択可能だった場合は、「可」を取得した2つの科目を選択することはないので、もう少し平均点を上げることも可能でした。



次に、息子の普段の生活はどのような感じかを、シーン別に紹介します。

【授業】
1年の春学期に一番多くの科目を選択しました。
ガイダンスなどは学校で受けますが、単位の感覚がわからないので、無駄な科目も選択することになってしまいました。
月曜日〜金曜日の1日を除いて、ほぼ授業を入れていた感じです。
この時の大変さを息子が
「大学受験の時より勉強した。そして辛かった」
と、言ってました。
大学受験の時には泣き言ひとつ言わなかったので、相当苦しかったのだというのが、わかる一言でした。

秋学期以降になったら要領を得たのか、時間に余裕が出来てきました。
授業は週に3回に減り、朝からだけではなく、昼から始まる授業も選択できるようになりました。

【家庭学習】
家では食事や風呂以外の時間は、ほぼ勉強をしています。
休日は友達や家族と出かける時以外は、勉強をしている感じです。

語学を多くとっていたので、常に単語をブツクサと歩きながら反復してます。

ノートに向かっている時は、数学(微積や統計)の問題を解いています。


【サークル】
月に1度集まる程度のサークルに入りました。
そのサークルはきつい縛りもないため、息子にとってはいい感じみたいです。

年に1度、1週間程度の合宿らしきものも有り、その時は遠方まで行ってます。

【アルバイト】
1年の時から、今現在まで2人のお子様の家庭教師をしています。
ペースは2人合わせて、月に6回程度です。

その他として、1年の時は映像授業がある塾のチューターをしてましたが、1年で辞めました。
2年の夏休み頃から、個別指導塾の講師をしています。

月に40時間くらいバイトをしている感じです。


【その他】
アルバイトのお金を旅行(サークル合宿も含む)に使っています。
1年の時には北海道、四国、九州、沖縄と旅行に行きました。

勉強だけをしているのではなく、大学生活を楽しんでいる感じです。