こんにちは、naoです。
ここ最近、受験ブログとして書くことが少なくなったので、また庭改造計画の続きを書こうと思います。
前回は畑を整備した話を書きましたが、今回は我が家の庭改造計画のメイン事業である、パーゴラ作成を書いていきます。
パーゴラとは、なんぞやと思われるかもしれませんので、↓ にイメージ画像がありますので、ご覧ください。
こんな感じの、柱数本で屋根を支える建造物です。
我が家の庭は、外構屋さんや造園業者に頼むことをせずに、DIYでやるつもりだったので、土地の大部分の土がむき出しのままでした。
その結果、梅雨明けの時期は雑草天国になってしまいます。
これをどうにかしなくては、毎年草むしりマシーンとなるので、少ない休みを削りながらパーゴラ作成の作業をすることとなりました。
まずは雑草が生い茂る地面をどのようにするかの検討です。
一番安あがりなのは地面をコンクリートで固めてしまう方法なのですが、コンクリートを作るためには、セメント、砂、砂利を大量に購入し、それを混ぜ合わせる作業が必要です。
パーゴラを建てる場所は3m×3m有り、これだけの量のコンクリートを自分で作るのは大変であることが、色々と調べてわかりました。
また、コンクリートミキサー車を手配して、練った後のコンクリートを買うことも出来るのですが、ミキサー車を手配する程の量は必要ではないのです。
また、コンクリートは固まるのが速く、短い時間で平らにならしたりする必要があるので、技術的にも難しそうなので、やめることにしました。
他に何か良い策は無いかと調べていくうちに、コンクリートと土の中間的な材料があることがわかりました。
名前は「固まるジャリ 透水カラージャリコン」と言い、コンクリートみたいに固まるが、固まった後でも水を浸透させることが出来ます。
また、作業は水で混ぜるだけなので、素人のわたしでも出来そうです。
これがその現物です。
ホームセンターに行って、予備も含めて40袋を購入しました。
作業の進め方ですが、9平米を一気に進めるのは、体力的に厳しいと思い、地面を3×3の9分割(約1平米)にする事としました。
9つの枠はレンガを使って、分割することにしました。
また、ワンポイントが欲しいので、ピンコロ石(1辺が10cmほどの立方体の石)を枠の中に配置する事としました。
そして、柱を建てるために高さが30cm程の束石(つかいし)を購入しました。
これらの材料を使って、パーゴラの基礎となる地面作りの開始です。
作業は、以下のよう進めました。
まず、9等分する為のレンガの位置を決める作業です。
下の写真は、レンガの位置を測っているところです。
言葉では解りにくいと思いますので、下の写真を見てください。
レンガを使って分割し、1つの枠にピンコロ石(3つある白い石)と束石(左上の穴の空いた石)が埋まったところです。
次は、レンガで囲まれた部分を、カラー砂利コンで埋める作業です。
コテを使い、慎重に進めます。
一気に乾燥すると、ひび割れの原因になるからです。
残念ながら、この時点での写真を撮っていなかったので、後ほどお見せします。
ここまでで週1ペースで朝から晩まで作業をし、約2ヶ月くらいかかりました。
地面に這いつくばっての作業は本当に疲れましたが、思った以上の出来栄えに嬉しさが倍増でした。
休む間も無く、次はパーゴラ作りに取り掛かります。
まずは材料の選定からとなります。
木材を使うので、簡単に折れたりしては困ります。
一番折れる原因は、雨等による腐食です。
いくら防腐用の塗料を塗っても、元の木材が腐りやすければ、長持ちはしません。
基本的には、雨が多い東南アジアなどで取れる木が適しているようです。
候補としてあげた木材の名前は、ウリンとウエスタンレッドシダーです。
ウリンは腐りにくく、半永久的に持つらしいのですが、固すぎて加工がしにくいのが難点です。
普通の釘などは打ち込めないそうです。
ウエスタンレッドシダーは加工もしやすく、普通の木材よりは長持ちしますが、それでも10年くらいで寿命になると言われています。
悩んだ挙句、今回は初級編なので、耐久性には目をつむり、ウエスタンレッドシダーにしました。
もし木がへたってきたら、次回は業者に頼んで、ウペで作成する予定です。
木材の選定も終わり、必要な量の木材を業者に発注しました。
長さは偶然にも我が家のサイズにぴったりで、まったく切る必要は有りませんでした。
木にはブラウンの腐食防止のペンキを塗りました。
柱となる木を束石に差し込んで、セメントで固めます。
垂直になるように、水平器を使って慎重に作業を進めました。
下が、柱をセメントで固めた後の写真です。
(先ほど、後でお見せすると言った、写真です。地面の部分が完成したのがわかりますよね)
次は屋根になる部分を作ります。
細かい説明は抜きにしますが、下の写真のように、金属のプレートで木と木をつなぎ合わせます。
一人では出来ない作業なので、息子に手伝って貰いました。
今現在、年に数回ほど、家族や友人などを呼んでバーベキューテラスとして使用しています。
庭改造計画の第2弾はこれで終わりです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
受験情報の合間に、また書かせていただきます。