パニック障害になって私はすぐ原因になったとされた


“仕事のストレス!!” ちょうどこの頃、新しく取引を開始した


“ホンコン”の取引先を任され日々孤軍奮闘していました。


相手とのやり取りはすべて英語オンリーです。しかも相手の


しゃべる英語の発音にかなり独特な“なまり”を感じました。


こう書くといかにも私自身が英語に精通しているかのようですが、


大学も出ておらず、唯一、中学生の時に“英語の塾”に行っていた


ぐらいの英語力です。でも、仕事で任された以上“出来ません!!”は


言えませんでした。“NO!と言える人になりましょう!!” なんていう


本が出たと思いますが。実際、どれだけの人が任された仕事に


対して“NO”と言えたのか知りたい次第です。


もし、“NO”と言えたとしても、違う仕事で断った仕事以上の


成果を出さなければただの“わがまま”になってしまいます。


仕事ってそんなに甘いものではありません。


パニック障害の治療アドバイスにもよく、“出来ないことは


出来ないと言いましょう!!” なんて無責任なことを言ったり


書いてあったりしますが、それは、会社が本人を“神経症”で


本来の仕事に支障をきたす状況であるということを認めた時で


あり、通常の健康な社員に“NO!!”を認めてくれる会社は


少ないと思います。パニック障害での生活と実社会との


バランスをどううまく取っていくかが、私にとって一番の


課題です。







パニック障害に長くかかっていると不思議に


いつも調子が悪い方が本当の自分のように感じてこないで


しょうか?ですから、朝から身体と気持ちが安定していると


なぜか、自分で自分が信じられず


“どうしたんだろう?”と疑ってしまいます。


喜びよりも疑心暗鬼になり、逆に“変な不安にかられます。”


“調子悪い自分”の方が気が楽なんて神経症特有の現象と


言えるのではないでしょうか?


健康な人でも、“不安がないと不安”という人も多いと言われます。


今の社会の心の闇を見事に反映していると思います。


“不安があると落ち着く!!”悲しいかなパニック障害と


長く付き合っている私にとってこの言葉がピッタリきます。


“不安といっしょに心地よく生きよう!!”


完全健康を絶対正義と考える人にとっては不謹慎に


受け取られるかもしれませんが、


今の私にとって生きる術の心構えになっています。



私の会社は駅から遠いので、駅から社バスが出ていますが


もし、“バスの中でパニック発作が出て耐えられなくなったら


どうしようと思い”恐ろしくてバスに乗れませんでした。


会社には、“バスに乗ると酔う“と言い訳をして


原付バイクで暑い日も、寒い日も、雨の日も、雪の日も


会社まで走っています。


バスの中で発作を起こして、他人に迷惑をかけるより


命の危険の可能性もあるバイク通勤を選びました。


他人に同情されるほど実社会からかけ離れていく


感覚に襲われます。


社内でも昇格に影響するので神経症を隠して働くことなど


今では、少しも珍しいことではなくなりました。


人生の意義ってなんでしょうか?