どうも、2カ月連続の東大ってどうなの?と思いつつ、まあいいか、どうせ俺学校のこと書く気ないし(ダメやん)と開き直って窪田です。
なお、ここから先は諸事情があって常体を使わせていただきますが、ご了承ください。
とはいえ話題はない。BOOKOFFでデスノが全巻セット1000円だったくらいしか。
ということで、東大についても少しは語ろう。なるべく前任の佐藤さんにカブらないよう話すつもりだが、理系と文系には天と地の差があるのでいらない心配なのかもしれない。
東大逸話1:クラスが多い。
まあ確かにそりゃそうなのかもしれないが、しかし多い。俺のクラスは理一27組。それだけでも驚きだが、全40クラス位あるらしいので驚きだ。
東大逸話2:嫌われている。
東大生は嫌われているらしい。東大出身の教官たちは、口を揃えてこう言う。
「東大出身だと明かすと場が白ける。」
あと、世の中には『東大ウォッチャー』なる人種がいるらしい。こういうブログで東大生が「酒飲んでバイクで深夜に飛ばした」というような類のことを書くと、それを見つけだしては学生課にチクって回る人間のことだそうだ。俺も気をつけなくては。
おっと、いやいや、今のは間違い。気をつけたりしなくたって俺はもともとやましい所なんて無いですよ、ウォッチャーの皆さん。
東大逸話3:オタクが少ない。
佐藤さんの話とは逆のようだが。
「数学で興奮できる奴って引くよな。」
「て言うか経済のほうが面白くね?」
「おれなんか科目選択文系のほうが多いよ。」
こんな寒気がする会話が繰り返されている。全く、やってられない。
「お前が変なだけやろ!」ツッコミが聞こえてきた気がする。大方ジョンあたりだろう。
一応言っておく。変っていう奴が変なんですぅ。
まぁ、お決まりのパターン。
閑話休題。
折角なので、タイトルにも触れておこう。
それは遡ること20日前。なんかしらんが教科書を買わんといかんと聞いてみたプリント一覧、その中に見つけた文字に俺は愕然とした。
「重力ピエロ」伊坂幸太郎
!!!!!!!!
フツーの本やん!しかも、伊坂幸太郎って。あれか、サンデーに「魔王」連載しよる人か!そういえばジョンが面白いって言いよったな。ちょっと欲しいかも。
ん。待てよ。確か教科書って、1割引で買えたような。おお!これは買わな損や!
普通に生協の書籍部でも1割引で買えると知ったのはもっと後になってからだった。
でも別にいいと思う。おもしろかったし。
そう。それを言うのを忘れていた。あれは面白かった。
超が付くほどオススメである。絶対に一読の価値ありだ。
まぁ、皆さんお気づきだろう。タイトルの運命の出会い、っていうのはこれのこと。
伊坂幸太郎との出会い。
まぁ当然ではある。俺の「出会い」って、新しい作家との出会いか「こまつ」のストリートライブ見かける位しかしかない。
「そんなもん知るか。」またツッコミが聞こえたような気がする。今度のは、ジョンでないことだけは確かだ。奴は俺の変人っぷりは知っていたはずだから。
・・・そろそろ頃合いだろう。
小さくくしゃみをしてみる。
「誰かおれの噂をしたな。」
これもお決まりのパターン。
閑話休題。
あれ、そもそも本題って何?
≪今週の一冊≫
何故このコラムができてうれしいかって、これができるからだ。不特定多数の人間にオタク的な話がぶちまけられる。しかも連載で。
申し訳ないが皆さん、好き勝手させてもらう。
あと、俺の拘りとして、本の裏の説明文は絶対に読まない。本を楽しむのにあそこは絶対に読むべきでない。だからここには一切内容は記さない。あしからず。
では早速第一週。
文脈からすると伊坂幸太郎「重力ピエロ」が相応しいのだろうが、そこを敢えて「アヒルと鳩のコインロッカー」でいく。ちなみに、共に伊坂幸太郎の著作でミステリだが、前者は直木賞候補、後者は吉川英治文学新人賞受賞作である。
どう面白いかというと、言葉の使い方が上手い。小説中のキーワードで2度出て来ないものはない。しかもそのどれもが2度目にははっとする驚きを備えている。俺の日頃の主張として「知的な驚きは感動ないしはその他の感情のタガを外す。だからミステリは面白い。」というのがあるが、この作品は正にそれを体現している。
あと、少し暴力的なにおいがするというのが伊坂氏の特徴である。そういうと皆さん、ホラーのような血なまぐさい作品を想像するだろうが、そういう意味ではない。もっと漠然とした、小説全体に蔓延する空気かなにかの次元で、氏は暴力的だ。しかしそれを赦す空気も同時にそこにはあって、だから嫌悪感はなく読める。
うーん、久々に臭いこと言って少し恥ずかしい。こっちには臭いことを言い合う友達は未だいない。
P.S.5月11日に、東京の新入生が合同で開催する「新フェス」というイベントがあります。
お越しの際は東大理Ⅰ27組のチョコバナナまで。