太陽光発電そのものは、既に普及も進んでいますが、蓄電という発想は余り進んでいないようです。

 

 太陽光発電で電力が得られるのは昼間であり、電力使用量が多い時間帯も昼間ですから、態々蓄電しなくても良いという考えもあります。

 余った電力は、売電という形で、電力会社に返すことも出来るようですから。

 

 でも、天候に左右されるので、毎日一定量の発電が出来るとは限りません。

 このため、売電に大きな期待をかける訳にいかず、電力会社は発電量をそんなに減らすことが出来ません。

 それに、火力発電も原子力発電も発電量はそんなにコントロール出来ませんから。

 

 売電ではなく、バッテリーに蓄電出来れば、蓄電した電力を必要な時に使用することが出来ます。

 バッテリーの容量を大きくすれば、数日分の電力を貯めることも可能です。

 また、バッテリーに貯める電力は、太陽光発電のものに限る訳ではなく、需要が少ない夜間の発電所からの電力を貯めることも可能です。

 

 このため、需要が多い時間帯に、発電所からの電力に頼らずに済むことになります。

 需要が多い時間帯に、発電所からの電力を必要とする量(電力量)が少なくなれば、無理に原子力発電所を稼働させる必要もなくなります。

 

 太陽光パネルも、バッテリーもタダではありませんし、一世帯あたり数百万円の費用がかかりますから、決して安い買い物ではなく、誰しもが購入出来る訳ではありません。

 

 しかし、お金がある人からでも少しずつ購入者が増えていき、自宅で電力を賄える世帯が増えていけば、少しは、流れが変わっていくような気がします。