先日、ペンタックス 645D を、紹介しました。
具体的に言うと、互換性を凄く重要視していて、レンズ交換式のカメラだと、過去のレンズとの互換性を最優先で開発してくれます。ペンタックス K-7
など、35mm版のカメラでは、数十年前のスクリューマウントのレンズが装着出来る上に、絞り優先などのAE機能や、手ぶれ補正機能が使えます。
AFなど使えない機能もありますが、出来るだけ、過去のレンズでも最新の機能が使えるようにとの配慮がされています。
645Dでも、過去の645シリーズのレンズが使えるようにマウントは共通です。
これって、簡単なようで、とても難しいことなんです。
私は、商品企画時代に、一番苦労したのは、過去の周辺機器との互換性でした。
私が扱っていたのは、カーオーディオやカーTVだったので、カメラの思想と同じではありませんが、過去に買ってもらった商品との互換性は、出来るだけ維持するつもりで開発を進めていました。
でも、機能が進歩するにつれ、過去の周辺機器との互換性が保てなくなることが良くありました。
そのたびに、お客様を裏切り、叱られ、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
カメラでも、機能の進歩があり、互換性を重視するあまり、商品化が遅れたこともあったと思いますが、ペンタックスは、頑なにレンズマウントを変えずに互換性を保ってきました。
数十年前のレンズが普通に使えるカメラメーカーなんて日本ではペンタックスくらいだと思います。
本当に凄いことを地味にやり続けているメーカーで、尊敬の念を持って今日のブログを書いてみました。
