このブログでは、基本的に、自分が購入した商品を紹介しているのですが、今日だけは、購入したい商品の紹介です。
いや、違う、どうしても皆さんに紹介した商品なんです。
今朝、パシフィコ横浜で開催されているCP+というカメラショーに行って、大型撮像素子を搭載したデジタルカメラの新製品を見てきました。
ペンタックス 645D
です。
レンズ無しのボディだけで80万円超と、普通のデジタルカメラの何倍もしますが、いわゆる35mm版のフルサイズ撮像素子と比べて1.7倍の面積比のCCDを搭載しています。
私が凄いなぁと思ったのは、今の世の中でこんなとんでもない商品を製品化した企業の意気込みです。
法令遵守や、株主対策などで、過去の商品または他社の売れている商品に毛が生えたような商品しか作れないメーカーが多いなか、そんな発想では決して商品化することが出来ないような、カメラなんです。
消費者の財布の紐が固くなった今の世の中で、この商品が何台売れるかなんて、メーカーでも予測不可能だと思います。
開発は、数年かかったと思いますが、上司からは、「何台売れるんだ?」と詰め寄られ、厳しい立場の中で、開発推進してきた技術者や企画マンの姿が想像出来ます(僕も元メーカーの商品企画マンだったもので)。
こんな高額な商品の生産台数を間違えれば、一気に事業が傾くかもしれない・・・そんなリスクを背負ってでも、作りたい、商品化して世に問いたいなんていう技術者や企画マンの気持ちが凄く表れているんです。
CP+でも、開場と同時にペンタックスブースに行ったのですが、既に人だかりが出来ていて、このカメラを触るのに20分待たされるくらいの人気。
「売れるかどうか分からないけど、世に出したい。そんな価値がある。」と確信し、一歩踏み出したペンタックスの勇気は、僕にも元気を与えてくれました。
カメラ触ってるときに、感動して泣きそうになりましたもん。
商品見て涙が出たなんてはじめての経験です。
本当に、元気をくれる商品をありがとうございました。
売れて、ペンタックスが更に元気になって、もっと面白い商品を作ってくれたらいいな。