

今日はMIX犬のさすけちゃんをご紹介します

さすけちゃんは今日がお誕生日です

18歳になりました




てんかんと心臓病で通院されていて何度も入院したり
していますが、頑張りやさんで家族思いのさすけちゃんは
病気には負けず今日の日を迎えられました

さすけちゃんの心臓の病気は僧帽弁閉鎖不全症という病気で
犬の心臓病の3分の2を占めています。

僧帽弁とは心臓の左心房と左心室の間にある弁で血液が
逆流しないようにする重要な役割をしています。
この病気は僧帽弁が上手く閉じないという状態です。

左心室から左心房に血液が逆流するようになり、
全身に送り出される血液が少なくなります。
送り出される血液が減ったのをカバーしようと心臓は
いつもより頑張りはじめます。
そのおかげでしばらくは全身に大きな影響はありませんが・・・
頑張り続けている心臓には負担がかかり次第に弱ってきます。
老齢、小型犬に多い病気で、犬種ではマルチーズ・シーズー・
ポメラニアン・キャバリアなどに多くみられます。



(お散歩中座り込む、肩で息をする 休むことが多くなった)




与え始めると腹水が溜まることも)
など以上です。心臓の病気以外でもこのような症状が
出ることがありますので注意が必要です。


血管拡張剤など症状によって強心剤や利尿剤など

血管を拡張させ血圧を下げます。そうすると心臓が血液を
送り出す力が少なくなり、心臓が楽をできます


塩分、脂肪分の軽減 心臓病の療法食に変える
太らせない (太っていればダイエットが必要です)

長時間のお散歩は避ける

このふたつが高くなると呼吸が悪くなります。
ハアハア苦しそうにしてたり、舌が紫色なっているときは
要注意です

酸素室で酸素を吸わせないといけない場合もあります。
特に夏など暑い時期のお散歩は朝早くか、夕方の涼しい
時間などに変えたほうがいいですね


この病気は聴診でわかることがほとんどです。
その他レントゲン検査で心臓の大きさを確認したり、
エコー検査では弁の状態、心臓の壁の厚みなどを調べます。
お薬を服用しているので血液検査で体の状態も確認します。
病気がみつかりましたら定期的な健診で心臓の状態を調べて
おくことか大切です。
進行型の病気ですが適切な治療で進行を食い止めより長く快適な
生活を送ることができたらと思います

さすけちゃんの頑張り、強さにはいつも感心しています

お誕生日おめでとー


素敵なお誕生日を

