良くわからない方のために
ご説明いたします

狂犬病にかかっている動物に咬まれて
そこの咬まれた部位から
唾液に含まれる 狂犬病ウィルスが侵入し感染します

有効な治療法はなく

ほぼ100%死亡する 恐ろしい病気です

通常 ヒトからヒトに感染することはなく
アジアでは 主に イヌからの 感染が報告されています。
1950年以前 日本国内でも 多くの イヌが感染して
ヒトも狂犬病に感染し 死亡していました。
その状況の中 狂犬病予防法が執行され
犬の登録、 予防注射、 野犬等の抑留が徹底され
わずか7年で狂犬病を撲滅したそうです

現在も日本には 狂犬病の発生はありませんが
海外では 日本の他に 英国、スカンジナビア半島の国々などの一部の地域を除いて
全世界では狂犬病が発生しております

世界での年間死亡者数推計は 55,000人(うち アジア地域31,000人 アフリカ地域24,000人)
海外との交流が盛んな現在では
日本国内にいつ狂犬病が侵入しても おかしくない状況です

犬も 人も 狂犬病から 守るため
犬の登録の義務
狂犬病予防注射の義務が 重要な役割となります

犬の登録は
生後91日以上で登録手続きがまだ済んでいない飼い主は
市区町村へ届出が必要です。
登録は一生涯一度の義務

ワクチン接種は
年1回(狂犬病予防法施行規則)
注射済証と畜犬登録を市町村区役所へ提出する必要があります。
手続きは動物病院でおこなえます。